「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」

エクオールってどうよ?(2017)

 最近、サプリメント界隈で盛り上がってきている「エクオール」という物質。更年期にはこれ!みたいな扱いをされているので本当にそうなのか?と思い、グーグルで検索しました。

 

 まあ出るわ出るわサプリメントの広告のサイト。学術的な記事はないのかと思って、化学式が書いてあるWikipediaで概要を調べてみました。

エクオール - Wikipedia

 どんな化学式かはわかった。

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腸内細菌によって、イソフラボンの一種であるダイゼインより代謝されて作られる物質。この腸内細菌を持つ人は、日本人では50-60%。(なお、ヨーロッパでは25-30%らしい)

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ステロイドではないのにエストロゲン受容体に作用します。エストラジオール(エストロゲンの中で最も生理活性が高い)に比べてヒトエストロゲン受容体βに対しては20%、ヒトエストロゲン受容体αに対しては2%です。これを大きいと取るか小さいと取るか。

 実際のところ、まだ効果があると認定するには十分ではないようです。(ランダム化比較試験も行われていて、効果があるという論文はあります)Pubmedで検索しましたところ、いろいろな疾患に対して試験を行っています。

 更年期障害の諸症状

 骨密度

 乳がん

 脂質代謝

いずれも「大豆製品を多く摂る人で差が見られた」というものから、「エクオールを投与して実験が行われた」というものまでさまざまです。

 

 

今回のまとめ
エクオールの効果はエストロゲンの作用をちょっと助けるかもしれません、という程度しかわかっていない

女性ホルモンのバランスが崩れて心身の不調を訴える場合はやっぱり婦人科に行くべし

大豆製品やマメ科植物の摂取に集中せず、いろいろなものを食べよう

広告サイトのSEO対策は見習いたいが、検索の上位に出過ぎ

Wikipediaは脚注の論文まで読めば案外利用価値はある

 

 

 

 

 

 

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google検索で表示される医療情報の質の進化への対処

 

 先日、googleの機能更新が実施され、医療情報の検索結果の改善が行われました。

www.buzzfeed.com

検索してみました。

「がんとは わかりやすく」

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確かに、病院や公益社団法人などのサイトが優先されるようになりました。

あまり変わっていないものも。

「葉酸 サプリ」

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広告ばかりです。

 

www.buzzfeed.com

 医療関係者が、患者にわかり易い言葉で情報を発信することをgoogleは呼びかけています。

 ここで、私は悩みます。

 わかり易い言葉で書くのは当ブログのモットーなので歓迎すべきことだが、

間違ったことを書いてしまい、健康被害が出てしまったのでが問題だ。

 どんな人が見るのかわからない。

 ブログを見ている人全員に理解できる言葉で解説するのは難しい。

 

対処方法を考えました。

「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」

とヘッダーに挿入することになりました。

 

 公共機関や医療機関のサイトや信頼に足る医療従事者のブログの記事を見てざっくりとした知識を頭に入れた上で、医療機関や薬局に相談する利用方法をしてくれると、相談する側も相談される側も効率的ではないかと考えました。

 

 まったく知識のない状態で医療・介護スタッフを相談で拘束するのは彼らが専門性を発揮する支障になりえます。相談業務も大切な仕事ですが、知識を技術として国民に還元するのも大きな役割であり、彼らにしか出来ません。

 

 話し合いの時間が制限されているからこそ、国民はまっとうな知識を得る必要があります。それを効率的にするために、googleはまっとうな情報を早く検索できるようにしたのでしょう。自分で解釈できる人は医療情報を自分で読んでまっとうな解釈をする。知識を得てから相談をする。

 

 自分で解釈できない人は専門家のアドバイスを受ける。これからはますます高齢者が増えます。個人に合わせた情報提供を必要とする人が劇的に増えます。相談対応に時間を割くべく、機械で処理できる作業は機械が行ったり、専門家により一般的にわかりやすく解説された医療情報を提供することで、ほんとうに個別の解説が必要な人に専念することが出来ます。(疾患などが複雑で一般的な解説では対応できない人や、情報の処理が苦手な人があてはまります。)

 

 「医療情報はネットに掲載するな」

「怪しげな医療書籍は発売するな」

「すべて医療者の言うことを聞きなさい」では対応できない世の中ですよ、

だから医療者自身が良質の情報を提供しましょう、私たちはその準備をしました。とgoogleは言っているのでしょう。情報の質を高めることでgoogleの検索サイトとしての地位を高める経営戦略であると考えます。

 万が一、ネットに医療情報を掲載することが禁止されたとしても、多くの人が求める情報を掲載する人は続出するでしょうし、知人の口コミまでは抑えることは出来ません。

 

 医療や介護の資格を持ったライターや記者を増やすのも方法です。(残念ながら、臨床をしていない資格者に対し、冷たい対応をする医療者が少なくないのも現実です)

多くの医療従事者が情報発信することで、良質な情報がめだち、耳障りの良い怪しげな情報を隠してしまいましょう。

 

 情報発信の場はネットだけではありません。健康相談会を開いたり、近所の行事の中でこっそり話題にしたり、職場での対応だったり。それぞれがいろいろな手段で情報発信、情報の相互交換をしていき、怪しげな情報が入り込むすきを与えないのがいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

  

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高齢者の現場から

 スポーツジムの更衣室での会話です。

 

 80歳を超えたと思われる高齢の女性の方の会話です。これぐらいの年齢になると、独居の方も多く、お風呂代わりにジムを利用している方も多く、社交場となっています。

知り合い同士で、時には知り合いではない人も巻き込んで会話が弾みます。知らない人まで巻き込むのが大阪の特徴ではあります。

 まずは高齢の女性2名の会話を採り上げます。

A「久しぶりにかかったら、『もう少し間隔を詰めないと効果ありませんよ』と言われた。恩着せがましい。」

B「ほんまやな。忙しいもんなあ。」

何かの施術だったんでしょう。もしかしたら医療行為かもしれません。もう年なので、そこまで厳密に健康を求めなくてもいいじゃないかという本音が見えます。

 

また別の高齢女性の会話です。

C「年取ったらしんどいな。早よお迎えが来んかなあ」

D「ほんましんどい。」

C「でも死ぬんは怖いな」

D「死ぬのは怖いけど、それ以上にずっと寝たきりなんが怖いな」

C「頭もぼーっとしてボケてきたんかな。めまいするときもあるけど。すぐにおさまるとはいえ」

D「すぐおさまるんやろ?無理したらアカンで」

まさに本音の連発です。

 

 80過ぎても掛け合い漫才のような会話をする関西のおばちゃんたち。等身大で生きる。ほんま年取ったらこれでええと思うのです。無理なく生きる。それだけで十分努力してるのです。世間で「もっとやれるもっとやれる(でもお金は払わんけどな)」という人たちはどこまで正義を求めるのでしょう。

 

 

 勿論デマや人を騙すような医療を行うのは良くないですが、正しいこと、まっとうなことだけをすればいいというのは少し違うと感じます。いい塩梅で生きるのがええのではないでしょうか。

 

 

 高齢になったら、こういうお風呂付きのジムに行くのはメリットが多いと感じます。

1.入浴時の事故が起きてもすぐに発見される

2.お風呂のメンテナンスをしなくて済むので、怪我防止になる上にガス代水道代の節約につながる 

3.お互い待ち合わせをしないで済む程度のゆるい人間関係を構築できる。気を遣いすぎず、人との会話ができる。孤立しづらい

4.体を動かす機会ができ、フレイルの予防にもなる

 正しいものを追い求めすぎない。もう少し世界はグレーでいい。

 

 

 

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ノルレボスイッチOTC化に関する意見

 ノルレボ(緊急避妊薬)スイッチOTC化見送りについて

 結論から言えば OTC化賛成です。

ただし、包装を含めた販売システムの構築が必要です。

 

 望まない妊娠によるリスク

1.人工妊娠中絶

平成27年度衛生行政報告例の概況 母体保護関係

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/15/dl/kekka6.pdf

 年間176,388 件

年齢階層で言えば20-24歳が一番件数、実施率が高い。

(といっても、実際の件数では年齢階層35-39歳まで3万件)

→女性の心身の健康に影響

 

2.中絶できずに生まれてしまった子への影響

 最近では、子供が多い→性行為の強要というDVを疑われる事例もあるという認識が広がってきています。 DVであるなら、子供が育つ環境としてはよろしくないです。また、貧困の問題もあります。

 

 緊急避妊薬の市販化でこういったリスクが軽減される可能性があります。

 

 

ノルレボにたいする解説

miyaq.hatenablog.com

手前味噌です。

服用方法は難しくありません。

1回飲めば治療は終了です。そこから、次回生理まで待つことになるのですが、その間の安全を守る治療が存在します。そこは産婦人科で行われます。もしくは、精神的なショックがある場合もありますので、精神科との連携も必要な場合があります。また、事件性があるものもあるので、その場合は薬を飲んだら即警察に連れて行くことも有効です。

 それらの連携を図る上でも、薬品の包装に工夫をして、トレーサビリティを実施し、病院に行ったかチェックできるようにするのも手でしょう。販売時に個人情報を記録するのです。それぞれの包装に固有の番号を登録し、販売者がアフターフォローしやすい体制を作るのです。発売元から自動的にメールが届くようにしたり、販売者から服用後の効果についての連絡が来るようにしたり。ICTにより、こういう登録は難しくなくなっています。

 (この方法は、事前に購入して緊急時に他の人にあげた場合は追跡が難しくなります)

同時に妊娠検査薬を販売し、効果を確認するのもいいでしょう。

 もしくは、包装に治療方法を記載したり、薬剤師による説明時に起こり得ることとした文書を渡すなどしてはどうでしょうか。
 逆に、DVが疑われる事例の場合は行政との連携が必須です。

 

「72時間以内ならいつでも大丈夫だろう」という向きがあるのですが、早ければ速いほど効果があります。しかも効果は100%ではありません。市販を認めないのであれば、婦人科を24時間365日診察にしろという意見になるのも自然でしょう。

 

 過去の記事のコメントによると、

「避妊をしなくなる」という意見が多いんですよねえ。

1現行の避妊法は失敗しやすい

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3638209/

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3638209/table/T1/

によると、

一般的な使用方法での避妊失敗多いですね(汗)

アメリカの事例とは言え。日本も大差ないと解釈した方はいいでしょう。

医師が入れるミレーナなどは効果が高いのですが、出産経験のある女性やもう出産予定のない方に適したものなので、若年層には使いにくいです。

 

2.避妊したがらない人は今でも避妊しない

そう、モラル関係なく避妊失敗する事例がままあるという認識のほうが自然ですね。あと、男性で避妊をしなくなるほどの人は今でも避妊したがらないでしょうし、犯罪の場合は女性の事情など考慮するはずがありません。

 

 となると、専門家によるカウンセリング及びトレーサビリティの上での解禁がベターではないかと考えます。現行のOTC販売のように、販売後何年か経ったら非専門家でも売れるようにしない枠を作るのが良いと考えます。

 あとは、値段を安くして、「売ってもあまり儲からない」ようにする。すると、ビジネスの入り込む隙は狭くなります。

 

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「ザルティア=シアリス アボルブ=ザガーロ」問題を整理

 同じ成分の医薬品が、商品名を変えて発売される。

 あるんです、これが。

 

 過去にあった事例

「ビグアナイド系経口糖尿病薬メルビンをメトグルコの名前で新薬として発売」

これは、世界的な投与量の基準を大きく下回った服用量が適応されていた「メルビン」を新薬として発売させることで、高用量での臨床試験費用を捻出できるようにするためでした。(この時既にメルビンの薬価は安くなっていた)メルビンは販売中止になっていますが、グリコラン錠はまだ販売されています。

 メトグルコ(=後発ではメトホルミンMT)の用量

 1日500mgより開始→増量して通常1日750~1,500mg(1日最大用量2,250mg)

グリコラン(=後発ではメトホルミン)の用量

 1日500mgより開始→増量 (1日最大用量750mg)

 メトグルコには高齢者用量や10歳以上の小児への投与量の設定がありますが、グリコランにはありません。(腎機能の定価の面から、高齢者に対する投与は慎重であるべき薬です)

 

 今回の事例

もともとは勃起不全治療薬(シアリス)、前立腺肥大症治療薬(アボルブ)として販売していた薬を、適応症を変えて出すに当たり、保険適応が向く(向かない)適応症だったため、適切な処方を図るべく名前を変えて販売した、というものです。

 

「同じ名前だとなんの不都合があるの?」

 このような疑問が起こるのも自然だよなあ( ^ω^)・・・

 「男性型脱毛症」や「勃起不全」は生活を改善する症状なので、そこまで健康保険で出していたら保険破綻するわ! 同じ名前の薬だと「実際は勃起不全で処方したのに前立腺肥大による排尿障害」というふうにレセプト切って処方する医師が出てくる(それを止められない薬剤師も出てくる→ああ申し訳ない)のを避けるためです。

 人が絡むとシステムをぶち破る人が出てくるので、最初からシステム(法)で禁止しておくのが問題が発生しにくい、という考えには同意します。

 

★シアリス→ザルティア

 勃起不全治療薬(シアリス)→前立腺肥大症に伴う排尿障害(ザルティア)

 用量

 シアリス:通常1回10mgを性行為の1時間前に服用

 ザルティア:通常、成人には1日1回5mgを服用

いずれの薬も、腎機能障害の患者への服用量設定があります(減量)

販売開始 

 シアリス 2007年9月 ザルティア 2014年4月

 

★アボルブ→ザガーロ

 前立腺肥大症治療薬(アボルブ)→ザガーロ(男性型脱毛症治療薬)

 アボルブ: 通常、成人には1回0.5mgを1日1回経口投与する。

 ザガーロ:男性成人には、通常0.1mgを 1 日1 回経口投与する。

      なお、必要に応じて0.5mgを 1 日 1 回経口投与する

 販売開始

 アボルブ:2009年9月4日 ザガーロ:2016年6月13日

 

こちらの2種、いずれも男性にのみ投与される薬ですね。

 

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電子タバコの害について

 いわゆる電子タバコというものが出てきました。煙が周囲の人にとって危険、カジノ危険があるという難点をクリアしてニコチンを吸ってもらおうという苦肉の策発想からの産物です。

 電子タバコの仕組みを調べたところ、

 温度を上げて、噴霧器に入っている液体を蒸気にして、吸う。

 仕組みから考えると、吸った後の噴霧器は熱いのではないかと思う。

 あと、蒸気を吸うのだが、吸った人が完全に吸いきれるのか、蒸気を含んだ息を吐き出して、それが周囲の人に影響を与えはしないのか。

 それをクリアしないと、電子タバコならオッケーですよとはならないと考えます。

(そのあたりの検証がなされた論文は出ていないようなので、結論はまだです)

 

 電子タバコを吸った後のカートリッジを店において帰った人のおかげで、翌日から

 その店が全面禁煙になった件がありました。外部から持ち込んだ、得体の知れないものの処理に店の人が苦労しているので、全面禁煙にしても仕方ないというのが私個人の感想です。

 

 電子タバコが生き残る道は

受動喫煙ならぬ受動喫蒸気の健康への害の検証

使用後のカートリッジの処理をきちんと行う(そこらじゅうに捨てない)

歩きタバコによる熱によるやけどの問題

これらのマナーをきっちりやることでしょうね。

 

 

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ヘパリン類似物質配合市販医薬品とニベアクリームの成分について

 最近、ヒルドイドソフトの不適切使用が取り沙汰されているので、どんなものを代用すればいいのか考えてみました。

 例えば

ヘパソフト薬用 顔ローション | ロート製薬: 商品情報サイト

有効成分:ヘパリン類似物質(血行改善、保湿)、グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症)、アラントイン(収れん)

に均一に混ざりやすくしたり、塗り心地を良くしたり、保存性を良くしたりする成分が混ざったもの。

ヘパソフトと同じ成分が入っているものとしては

顔には

www.kobayashi.co.jp

体が乾燥して痒い場合は(2017/11/7追加)

www.kobayashi.co.jp

 

 

 

とか

ヘパリン類似物質のみでいい場合は

www.hp-cream.jp

があります。

 

 保湿だけでいいならニベアクリームという、どこででも手に入る物があります。

 

www.kao.com

ニベアクリームの成分

水、ミネラルオイル、ワセリン、水添ポリイソブテン、ラノリンアルコール、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール

グリセリン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

 保湿の成分の中にも使い心地を良くする成分があったり、基剤にも保湿効果があるものがあります。ニベアは油性なので水を弾く傾向があります。

 

 一言で言えば、肌に脂で蓋をして、蒸発を防ぐものです。

(水とワセリンや各種オイルが入って水分を蒸発させないようにしながら皮膚を保護し、他の基剤で使いやすいように工夫したもの)

 朝は、上に塗る化粧品の関係で相性が良いものを塗りたい人、ベタベタするのを避けたい人にとっては相性が良くないかもしれませんが、疲れているけど保湿をしたい人にはニベアだけで一度に保湿できるすぐれものです。もしくは、風呂上がりに速攻で保湿したい人にも。(入浴による水分でふやけた角質層を脂でフタをするので、お風呂上がりに速攻で保湿剤を塗るのは効果的)

 

 まずは肌との相性を考え、次に基剤と化粧品の相性、塗り心地を考慮して自分にあったものを選べばいいものを選べるのではないでしょうか。

  肌が弱い人はなるべく種類の少ないもの、刺激になりやすいアルコールが含まれていないものをおすすめします。

化粧品の選択にも薬剤師は立ち入れますのでご相談ください。化粧品などの全成分表示を見てどんな成分なのか解説する知識と技能も持ち合わせております。

 ここからは個人的な意見です。

 非常にざっくりみて、安いものと高いものの比較は成分の種類が多いことと「なんたらエキス」といった独自成分の種類です。他はここは趣味の領域として「容器のデザイン」「香り付け」「色」というものもあります。

義務感でスキンケアをする人はなるべく簡単に安く済むものでいいですし、メイクアップをする必要もないと考えます。肌の弱い人に化粧は共用されるものではない、というメッセージにもなります。メイクはマナーというよりは、眉毛がほぼなくて怖い印象を与えない程度という認識です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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