「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

ガイドラインってなんぞ?

本日の記事は主に薬剤師向けです。 よく、治療で「ガイドライン」と言われます。 それってなんでしょう? ガイドラインとは:[国立がん研究センター がん情報サービス 医療関係者の方へ] こちらは医療従事者向けのサイトですが、こちらを噛み砕いて説明した…

実録 待てない患者の心身の動き

先日、患者として受診した病院での心境の変化について今回は記事にいたします。 日頃、「なんで患者さんは待てないのか」と思っていたのですが、患者側から医療機関を見ると、理由がわかってきました。 1.いつまで待つのかわからない 2.なぜ待っているのかわ…

ユニクロと対人業務

medical.nikkeibp.co.jp を読んで、セルフレジのみならオンライン限定商品の購入からオンラインショップのチャットまで利用したことのあるユニクロヘビーユーザーの私が感じたことを書きます。 ユニクロ利用歴はかれこれ20年以上です。小林克也さんがCMに出…

読めよ薬剤師 これを読んだらいろいろ役に立つ

本屋には行くが積読が増える一方のみやQです。 紀伊國屋書店グランフロント大阪店に行けば伊東屋に行き MARUZEN&ジュンク堂梅田店に行けばNAGASAWA梅田茶屋町に行く 文具を買っているのか書籍を買っているのかわからない状況です。 そんな私ですが、読んで…

「薬局」「月刊薬事」「調剤と情報」読み比べ

こんにちは。今回は薬学系の月刊誌「調剤と情報」「月刊薬事」「薬局」を読み比べました。 それぞれの雑誌の紹介ページはこちら 調剤と情報(株式会社 じほう)1冊1560円+消費税(定期購読20218円:税込み、送料発行社負担) 1冊120-140ページ 調剤と情報|…

同じ成分なのに、名前が違う先発医薬品?

前回は「一般名処方」とt「銘柄」という混乱する話題でしたが、今回更に混乱する話題を紹介します。 先発医薬品同士、同じ成分なのに違う商品名で販売されているものがある もう、大人の事情しかない状態なのですが、現場は大混乱です。 しかも、薬価が微妙…

一般名 と 商品名 なんのこっちゃ

薬剤師ではない人 医療従事者ではない人 向けの話題です。 医療機関で処方され、薬局で調剤される医薬品の名称の種類 1.商品名 2.一般名 3.化学名 そのうち、化学化合物としての名前である化学名は一般の方が薬を飲む上であまり関係がないとして、今回は商品…

【薬剤耐性(AMR)対策推進月間】抗菌剤の適正使用は、抗菌剤の寿命を伸ばし、人々の健康を守る

毎年11月は、薬剤耐性対策推進月間です。 と言ってしまうと、一般の人は「自分は何もできない」と思いがちです。 しかし、一般の人も巻き込んで協力していく必要がありますし、自分たちにもできることがあります。 当ブログは「論文を紹介して学術的にアプロ…

企業の論理 対 医療の倫理

たとえ営利企業であっても、持たねばならないモラルはある。 今回は、営利企業であっても矜持は必要というテーマで書きます。 薬局を運営する企業の不正請求や、ドラッグストアでのタバコの販売、科学的根拠のない医療情報を提供する出版社やインターネット…

血圧の配合剤多すぎワロタ

単剤の用量を考えると、 ミカムロAP=アイミクスLD=ユニシアHD=エックスフォージ=ザクラスHD=レザルタスHD=アテディオ というところ? これでも、配合剤では調整できない用量になるようで・・・ さらには、3種類の薬が混ざった配合剤がありまして ミカト…

在宅専門薬剤師+常駐専門薬剤師=薬局企業との契約???

在宅療養支援をする薬剤師と、薬局で相談応需をする薬剤師は別にした方が内部外部両方にメリットが大きいと考えます。 1.外部からみて メリット ・在宅担当者は外来をやらないので、緊急対応をする場合でも動けない要因が減る (ゼロにはなりません。他の患…

【薬と健康の週間】患者さんの情報は、書籍やネットの中にはない

10/17-23は「薬と健康の週間」です。それに寄せて、今回の記事を書きます。 医療機関を、薬局をこのように活用すればいいんじゃないかという一つの提言です。 先日放送された「HUGっと!プリキュア」で以下の趣旨のセリフがありました。 「あの母子のことは…

非常にシンプルな「健康本」の否定

「○○をすれば(やめれば 病気は治る」という健康本に対して、非常に簡潔に否定をしたいと思います。 「○○をしたら一気に健康になるのならば。その方法を止めれば一気に病気になるのではないか」 健康本や怪しげな健康食品などは人間の恒常性を完全に否定して…

一包化調剤鑑査機「PROFIT 1D」見学体験レポート

日本薬剤師会学術大会の機器展示ブースで話題になっていた、一包化監査支援システムの紹介をします! 最初に言っておこう! 「監査」 「監査」 「監査」 漢字ちゃうねん!鑑査やねん! デジタル大辞泉によると そのものの優劣・適否・真偽などを鑑定し審査す…

研究倫理審査ってなんだ(非常にざっくり)

来年の日本薬剤師会学術大会より義務化される「研究倫理審査」。これはどんなものでしょう? 非常にざっくり説明すると 「人を対象とする研究をする場合は、研究対象となる人に不利益にならないような研究計画書を書いて、倫理審査委員会を通してから研究し…

【立てよ薬剤師】ブログやSNSでの発信、その目的とその先にあるもの

薬剤師が情報発信をする有効性については「立てよ薬剤師プロジェクト」のポスター発表で説明したと思いますので、ここでは自身が情報発信をする目的と注意点を紹介します。 1.備忘録、自身の学習内容の共有 2.薬や医療について知られていないことをなるべく…

機能性表示食品の科学的根拠って?

機能性表示食品を販売する時は、消費者庁に安全性や機能性について検証した結果について届け出をしてからになります。科学的根拠に基づいて効果や安全性について検証されたデータや論文に基づいています。研究のしかたもしっかりしていて、このデータについ…

【立てよ薬剤師】金沢でなにかやらかす! 第51回 日本薬剤師会学術大会

9/22(日)、9/23(月・祝)は金沢駅前で大規模なイベントがあります。 北國新聞創刊125周年記念第15回記念金沢おどり 8回公演 石川県立音楽堂 邦楽ホール 金沢駅兼六園口(東口) 徒歩1分 金沢おどり さあ、みなさん美しい演舞を鑑賞しましょう! ではなく…

思考を言語に。言葉が不特定多数に福音を与える「実践薬歴」

こんばんは! 多分、最も早い書評ブログになると思います!今回は、参考となる書籍と薬歴の書き方の活用方法もお伝えします。 誰も教えてくれなかった実践薬歴|株式会社 じほう 「実践薬学」と比べると薄くて小さいですねー。前回が「鈍器」だったので、今…

ヤーズフレックス服用スケジュール表

月経困難症、子宮内膜症の痛みの軽減に使う女性ホルモン剤ヤーズの新しい剤形 「ヤーズフレックス錠」を正確に飲むための情報を記事にしました。 (患者さん向け) ヤーズフレックスの薬のしおり www.rad-ar.or.jp こちらの薬、既存のヤーズが24日薬を飲んで…

説明を嫌がる医師、説明に納得出来ない患者

納得って主観的なので難しいよねー。

メンテナンスと明細

先日、ガス給湯器の買い替えをしました。車を持っていない我が家で一番お金のかかる器具です。こういうのは故障すると我が家の機能が停止してしまうので、前もって交換するのがベターな商品です。 何社か見積もりを出してもらいました。 今回の選定基準 見積…

喫煙対策は地道にかつ楽しく(正論でボコボコに叩くのは遠回りでしかない)

受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が7月18日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。 この法律では ・学校や病院、行政機関は敷地全体を禁煙 (屋外に喫煙所を設置することはできる) (保育園から高校までは敷地外の喫煙場所の設置を認め…

OS-1は健康な人の水分補給に有効?

これから暑くなります。 脱水対策にOS-1を買おうとする人が結構いるので、OS-1の正しい使い方と暑さ対策についての記事を書きます。 1.OS-1は軽い脱水症状を起こしているときの飲み物 2.OS-1の塩分で血圧が上がる場合がある 3.室内では冷房を積極的に入れよ…

そら薬剤師足らんわ

多くの薬局が、「薬剤師が足りなくて在宅など手を出せない」「薬剤師が辞めてしまって、求人を出しても来ない」と嘆いている状況ですが、これを浮き彫りにした資料が発表されました。 薬局・薬剤師に関する情報 |厚生労働省 の中の ・平成29年度かかりつけ…

目の治療だから飲み薬は関係ない・・・ということはありません

今回のブログで覚えること 眼科の手術を行う時にも飲んでいる薬をすべて正確に伝えましょう。 お薬手帳を眼科でも見せましょう。 眼科の先生へ:緑内障の種類をお薬手帳などに記載お願いします。 目の手術が、手術内容によって飲むのを調節する薬が異なって…

ちょっと待たれよ、健康食品の被害は健康だけではない 

yomidr.yomiuri.co.jp 企業の届け出・機能をうたう資料の提供を必要とする「機能性食品」現品を用いた検証を必要とする「特定保健用食品」の枠に入らない、いわゆる健康食品については食品衛生法の管轄になるが、食品としての規制しかない状態です。そこで、…

糖尿病の配合剤

これだけあっても。あまり合剤が使われている印象がないのは、 配合剤は微調整がし辛いのが過大なんでしょうねえ。 pdf化したものを用意しました。 糖尿病配合剤一覧201805.pdf - Google ドライブ もしよろしければバナーのクリックお願いしますm(_ _)m にほ…

命果てても、伝えたことは生き続ける

半年以上前、関西の薬剤師ブロガー諸氏とソクラテス兄さんと飲み会を開催しました。 これが非常に有意義でした。 「やはり、ネットの交流だけでなく直接対面する効果は大きい」 これに尽きます。ICTツールが普及しても、実際に対面しないと出てこない会話が…

【参加報告】第2回 全国在宅医療医歯薬連合会全国大会

こんばんは。 先日、国立京都国際会館で開催された第2回 全国在宅医療医歯薬連合会全国大会の参加報告をします。 この大会は 在宅療養に関連する3つの団体(全国在宅療養支援診療所連絡会、 全国在宅療養支援歯科診療所連絡会 、全国薬剤師・在宅療養支援連…