業務で、小児の服薬指導をしている時によく聞くのが
「先生に受診するのが早すぎてはっきりとした診断ができなかった。もし明日朝に熱が出るようなら受診して。」
という言葉。
早く受診したら早く治るという言葉を信じたり、親自身の不安や周囲に急かされて受診するケースも有る。受診が早すぎて正確でない可能性が高いので、再度の受診を指示されるとなったら受診が二度手間になってしまう。
この場合、親に(親自身は知っていても、周囲から急かされて受診をするよう圧力を受けるケースもあるので、できれば全員)知っていて欲しい知識はなんだろうか。
1.緊急受診の必要のある疾患の前兆
2.待てる場合との見極めの仕方
3.どこへ連絡すればいいのか
夜に急変した場合、状態(発熱のみで寝ている場合)によっては自宅で休ませて翌日受診した方がいい場合もある。インフルエンザの検査は(診断には検査は不要だが、これまた誤診を心配して検査を強要するものがいる)発症後12時間経たないとはっきりとした結果が出ない。しかし、タミフルやリレンザの効果は発症後48時間以内でないと効果が充分でないと言われているので早めの受診となりがちである)
喘息の疑いがある小児の保護者に対して、発作の症状について具体的に説明しておくと慌てず対処できるのではないかと考えます。
一般的にこのような症状が出たら受診という基準を示したサイト(まずは、このサイトを見てスクリーニング)
それでも不安な場合は 専門の方が個別対処してくれる
実際に動く前に、こういうサイトをスマホやガラケーのブックマークに入れておこう。
大阪市内の人はアンドロイドのみこちらのアプリで対応できます。
大阪市市民の方へ 「小児救急支援アプリ」の運用を始めました!
こどもの救急はiPhoneのアプリがあります。
また、Androidの方は
150円ですが、入れておく価値はあります。