「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ

激安ドラッグストアチェーンが壊してしまった景色

先日、某ドラッグストアチェーンの開店セールに行きました。

 

 開店当日なのにお客さんがあまりいないのです。値段は確かにちょっと安いのです。店が狭くてあまり品ぞろえが良くないのもありますが、場所は便利なところにあります。この地域ではドラッグストアチェーンの開店が相次いでいます。少し前に開店したドラッグストアチェーンでもあまり客を見かけません。同じ地域にドラッグストアチェーンが乱立して(過密化した地域がある)、それぞれに客が分配されているのもあるのかもしれません。

 

 そういえば思い出す事がありました。

その地域に激安でお馴染みのドラッグストアがありました。店内は雑然。お世辞にも店舗内の掃除が行き届いているとは思えませんでした。しかし、安いので商品の回転が良いせいか、商品だけは綺麗です。ただし、近くに客がいても品出しを平気でやったり商品の陳列も最低限客が取り出せる程度のレベルです。そのドラッグストアがのっぴきならない事情で閉店して以降もその店の価格が基準になってしまって、ちょっとやそっとの価格では釣られなくなったようなのです。

 

 ここで一部の客は選択したのでしょう。商品が並んでいることも、店がきれいに清掃されていることもオプション(要らない付加価値)と。ただ、商品さえ楽に使えて安ければそれでいいと。そういう客は付加価値自体を認めていないので、とにかく体裁だけは整うよう物を揃えて、生活のレベルは上げず(上げるための努力が果てしなくしんどいので)、上を見ずに目先の生活を過ごしていけばいい、いくしかないと。物を手に入れる楽しさ、買って使ってアレンジするまでの過程をすべて切り捨てて。

 不景気だったり、少子高齢化だったり、災害だったり、病気だったり。何が起こるかわからないからとにかく生活のレベルを上げずにとにかくお金だけを貯めておこうと。そして、村八分にならない程度の最低限のつながりだけは維持しておこうと。

 

なんか非常に辛気臭い話になってしまったなあ。

 

 

 

追伸 今回のブログは別ブログにも全く同じ内容で掲載します。

   激安ドラッグストアチェーンの閉店理由は店舗の管理体制の弱点から起こった

   事象が元です。

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