「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ

医師の言いなりになっているわけではないのです

医師の診察方針に不安や不満を感じている患者さんが来ることがあります。

いろいろ愚痴を聞いて、ガス抜きになる場合が多いです。患者さん本人も仕方ないとわかっていることが多いからです。これが建物の違う分業のメリットです。同じ建物の場合、患者さんが医師に聞かれるのではないかと気にしてよう言わんことが多いです。こういうメリットなので、医師側にとってメリットとは感じにくいようです。数値化しにくいですし。

 専門家がガス抜きをするのにもメリットが有ります。医療についてのまっとうな情報を抑えつつガス抜きするように持って行くところです。これが医療知識のない知人の場合、相談を受けている相手の気持ちを汲むことばかりを優先してしまい、根拠の無い健康食品やトンデモ医療に向かう危険性があります。

 例えば

 「先生が話を聞いてくれない」

 という患者の訴えに対して

 「待合室に人たくさんいたでしょう?先生も話を聞きたかったんでしょうけど、難しかったんでしょうねえ」

 と実際の医師がどう考えていたかに関係なく返してみたり。

 

 現在担当している医師と患者との関係を継続したほうがメリットが有ることが多いです。医療情報が継続するだけでなく、医療との関係が途切れないので、もし体調が悪くなったり健康上問題が生じた時も訪れる場所が定まりやすいです。

 もし、他の医療機関に変えたいと患者さんの意思があるならば、今までの医療の情報を得て次の医療機関にかかった方が円滑にことが運ぶので、慢性疾患の場合は必ず今までの情報をもらってから次にかかるようにし、患者さん自身の手で医師に伝えるよう話します。医師と患者の意思疎通や相性の問題なので、間には誰も挟まないほうが後々大きな問題にならずに済みます。できれば、医師が変わっても薬局は同じ所に通ってもらえると医療に関する情報の長期の蓄積ができます。

 

 医師の味方をしているのではなく、患者さんと医療の関係が途切れないことが最大のメリットなのです。

 

 

 

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