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「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ

信頼性のある医療サイト+専門家の意見で個別の事案に対処する

 医療系のキュレーションサイトに掲載された「真偽の定かでない情報」「著作権を無断で侵害している情報」が問題になりました。

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 人の「病気を直したい」「健康になりたい」「安心したい」という自然な欲求につけこんだ商売は決して許せるものではありません。

 しかし、まっとうな医療情報を公の場で伝えるのは非常に難しいです。

 受け手が不特定多数であるため

 →誰にでもわかる文書にしないといけない

 →しかし、誰が受け手なのかわからない

 →誠実に対応しようとすると、一般的な説明にとどまってしまう

  なぜか文体が説教臭くなるのも特徴です。

 →ゆえに、人の心を取り込んで商売しようとする悪徳サイトに伝達力で負けてしまう

公の学会や機関、医療者の団体、公的な病院のサイトの情報はまっとうなものですが、

レイアウトが見づらいのとどうしても一般論になってしまうので、検索しても上位に出てきづらいです。もし、ネットに詳しい方がいらっしゃれば、検索上位に入る工夫をしてくださると助かります。

 

見やすいレイアウト

だれにでも読める文体(小学生向け文体ぐらいでちょうどいいものもあります。疾患で長時間文章が読めない方もいます。血長い修飾語も読みにくくします。)

一つの文章は短く

専門用語を使いすぎない

このような工夫ができれば検索上位に入るのではないでしょうか?

 

 「ネットに医療情報を掲載するのは禁止だ!」と多くの医療者が訴えたとしても。それが叶うことはないでしょう。基本的に情報伝達には自由がありますし、受け手の一般国民が医療者の言うことを聞くかと言えば聞かない場合もあるでしょう。

 むしろ、ネットに医療情報を載せるのが禁止され、医療者の言うことを聞かなければいけなくなれば、逆に医療者の言うことを信用しなくなるのではないでしょうか。「強制される」という思いがこういったサイトを生み出したという一端もあります。「医療者の言うことを聞け!」という傲慢さがなかったか、自分を含めて反省するところでもあります。

 

 キュレーションサイトがなくても口コミやトンデモ本があります。自由だからといって嘘を宣伝してはなりません。

 「インターネットには欲しい情報はなかった」

 キュレーションサイトを運営していた会社の経営者が自らの家族の医療情報をネットで得ようとして適した情報がなかったと話していました。不特定多数に伝える情報には個別の対応は無理です。

 

 では、一般の国民はどのように利用すればいいのでしょうか?

 一般的な情報をまっとうなサイトで集め、個別の対応を医療者に尋ねる

のが妥当なところではないでしょうか?

 個別の対応を尋ねる医療者は、自分の健康情報を一番よく知っていて、会話の相性のいい人がふさわしいと考えます。口コミ同様、「何を聞いたか」よりも「誰から聞いたか」の方が重視されがちですが、知識があればその「何を聞いたか」も相手の心に響かせることができるでしょう。

  

 まっとうなサイトの探し方

 google検索の場合

「site:」を検索対象のドメインの前につける

 これだけです。

ドメインによってわかる組織の種類です。

go.jp → 政府の機関、省庁、独立行政法人

ac.jp→ 大学、大学校、学校法人

or.jp→ 財団法人、社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、 特定非営利活動法人、独立行政法人、特殊法人(特殊会社を除く)、 農業協同組合、生活協同組合、企業組合や国際公的機関

ed.jp → 保育所から高校までの18歳以下を対象とする学校

参考・引用元

ドメイン名の種類 - JPNIC

 

 

 

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