「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ

連続テレビ小説「べっぴんさん」で描かれる「丁寧さ」への回帰(薬局・薬剤師編)

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 こちらは「べっぴんさん」で登場する「キアリス」が創業の地・神戸・元町にある元町駅交番です。

 

 先日終わった朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」。この作品では「地道に、焦らず、子供たちにとって最適なものをつくる」ことにこだわったことがメインとなります。企業の規模を大きくしたり、生産性を高めたりと意識高いことがもてはやされる中で、ものを買う人は何を求めているのか、そのために作り手は何をすればいいのか。その場の気分に惑わされず、いちばん大切な基本的な部分を決して踏み外さないことが大切だと伝えています。

 キアリスの基本は「赤ちゃんが喜ぶもの」。赤ちゃんが喜べば、母親も喜ぶ。主人公たちはここを決して踏み外すことをしませんでした。根回しや家族間の意思疎通が必要以上になされなかった印象があります。そこを説明する時間がなかったのでしょう(と思いたい)

 

 そこで、私達の業務も何がいちばん大切で、踏み外してはいけないのか考えなければなりません。やれ在宅だICTだと言っていますが、いちばん大切なのは、国民の衛生的な生活ではないでしょうか。それを医薬品や衛生材料や食品などの視点から見るのが薬剤師の仕事といえます。

 薬を飲まない方が健康的衛生的な生活を送れるのであれば、薬剤師はそれを販売しないことを国民に伝えます、伝えなければなりません。処方通りの薬を飲んだら体調が悪くなるのであれば、薬を飲まないことを医師に疑義照会しなければなりません。

 正しい薬を早く渡すのが自分たちの仕事でしょうか。

 患者さんの好きにさせるのが国家資格の薬剤師の仕事でしょうか。

 基本に忠実に、丁寧に。

 五十八さんも、潔さんも言ってましたが、焦らず、信用が大事。

 

 

 

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