日薬の学術大会の時にサイン本頂きました。遅くなりましたが感想を。
頭の中での思考パターンの展開を、視覚的に読者に伝える工夫が欲しかったのが正直な感想です。思考方法には骨格があって、その骨格をどのように臨床現場で応用させて、アウトプットするかというのがわかりやすければタイトルと中身が一致するのではないかと感じました。
見るもの
患者さんの背景、人となり
健康状態
薬の特性
これらを組み合わせて、最適な薬物治療を探し出し、実践可能なものにする
そのために必要な
他の職種との連携方法
薬学的知識の活用方法
についてまとめられた書籍です。
後者の部分はいつもの菅野先生の書籍にある内容ですが、今回は野口先生の「人を見る」「人とつなぐ」点が加わって新たな展開となりました。
個人的には、野口先生による「人をつなぐ」方法を書いた書籍を読みたいです。
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