在宅療養支援をする薬剤師と、薬局で相談応需をする薬剤師は別にした方が内部外部両方にメリットが大きいと考えます。
1.外部からみて
メリット
・在宅担当者は外来をやらないので、緊急対応をする場合でも動けない要因が減る
(ゼロにはなりません。他の患者さんの家に行っている場合や地域ケア会議やサービス提供者会議に出席していたり、日常生活を送っていたりしますので)
・常駐専門者はずっと薬局内にいることになるので、薬剤師不在にならず、OTCの販売も制限がない。また、常駐専門者が時間外出勤する確率が減るので、家庭のある女性(男性もそうだが)にとっては安心
デメリット
・ずっと外来に来ていた人が在宅療養に移行した場合の導入が難しい、もしくは在宅療養をしていた人が居宅療養管理指導をしなくてもスムーズになった場合の対処も同様
(それでも、施設に入居した場合によくある「施設お抱えの往診医師+薬剤師」になるよりは、移行前後の状況を薬歴を読めばわかるので格段にマシ。人としての相性を気にする人の場合は慣れるのが大変)
外勤もする人が家庭の事情が変わって外勤ができなくなった時の対応が難しい。よくありがちなのは、外勤ができる人に時間外の仕事を押し付けて、時間内の仕事も同じだけ求めるパターン。
こうならないためにも、外勤者には中の仕事はなるべくさせず(しても軽い量になるようにする。補助的作業や事務作業をメインにする:時間外に一人で調剤できるようにレセコンは出来たほうがいい)、外での仕事が一人でも完結できるようにした方がいいと考えます。
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