本屋には行くが積読が増える一方のみやQです。
紀伊國屋書店グランフロント大阪店に行けば伊東屋に行き
MARUZEN&ジュンク堂梅田店に行けばNAGASAWA梅田茶屋町に行く
文具を買っているのか書籍を買っているのかわからない状況です。
そんな私ですが、読んで役に立った書籍を紹介します。
(今回は雑誌は紹介しません)
1.10日間で極意をつかむ選ばれるかかりつけ薬剤師になる患者応対技術と服薬ケアコミュニケーション
薬剤師としての生き方や服薬指導の骨組みとなる部分を解説した書籍。なぜこのような仕事をするのか、そもそも薬剤師ってどんな仕事なのか解説していきます。本書で学んだ骨組みを持って各種学問につなげていくのがいいでしょう。
服薬指導の思考のプラットフォームであるSOAPの考え方を原理として学び、自分のものにするには最適な書籍です。
実際、某Y本Y一郎先生の服薬指導の根本にあるのが岡村先生の考え方です。時代を先取りしすぎたか、考え方が当たり前過ぎたのかなかなか注目されない先生ですが、同じことを言っているのになかなか注目を浴びないのが先生の奥ゆかしいところです。実際のプレゼンが熱すぎて時間を押してしまうのも玉に瑕。当たり前のことを言語化したことが非常に重要です。周りに誰もいなくても書籍さえあれば心構えを学ぶことができます。
山M雄1郎先生がいう「黄色い本」を一般的な薬剤師向けな表現にした書籍でもあります。
2.キミのお金はどこに消えるのか
医療の本ではありません。しかし、国のお金の使い方と家計のお金の回り方をごっちゃにしている人が多いので、解説できる書籍を紹介。財政緊縮の話は想像つくのですが、国はそういう仕組みではありません。自分たちの保険料、医療費をどう賄っていくのか学べる書籍(漫画)です。
3.健康を食い物にするメディアたち
「楽して健康になりたい」「健康にはなりたいがしんどい思いはしたくない」「あの医師怖い、優しい先生にかかりたい」という本音部分をくすぐって忍び寄るインチキ療法。PVを稼ぐために都合のいいことばかり書いている医療関係の広告。情報が人を殺す。メディアの人は結構その事を忘れているんじゃないかと思います。まあ、彼らも、明日の給料がほしいですから仕方ない部分もあるのでしょうが、言葉が人を活かしも殺しもするのを受け止めてほしいものです。メディア同士の監視、読者によるメディアの監視など、SNSやブログのおかげで昔ほどメディアの人が有利な状況ではなくなってきています。既存のメディアが生き残るためにも「言葉は人を殺す」事実を噛み締めてほしいものです。
誰かとかぶったらAHEADMAPに寄付らしいけど、誰も「実○薬○」を紹介しないのではないかと期待・・・
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