「論文を読めるようにと言われるけれど、時間がない」
「論文って何が書いてあるの?」
という方にお伝えするための記事です。
今回はこちらの論文を用いて大体の流れをざっくり紹介します。
同じ論文で上はAbstract(要約部分)のみ、下は全文掲載です。
<論文の構成>
とりあえず赤文字の単語を探すことが基礎です。
論文のタイトル
著者(著者の所属する組織)
Abstract(要約)
忙しい時はここをざっくり読んで、どんな内容が書いてあるか、単なる報告ではないか判断します。読み進める価値がある場合は本文を読むようにしてもいいです。
ここの中に、実験の目的、方法、結果、考察、結果に対する評価、今後どうするかについてがまとめられています。
Introduction(導入)
この論文を書くに至った背景、問題となっていることが書かれています。
Main text(主文)
どんな方法で試験を行ったのか→ Methods(方法)
どういう結果が出たか → Result(結果)
結果から考えられること→ Discussion(考察)
考察して得られたこと → Conclusions (結論)
参考文献 → References
それ以外にも、スポンサーとなった企業及び団体、謝辞、出版バイアスなど書かれております。
非常にざっくりさせたのはペラもしくは一つの画面で読めるようにしたためです。
試験の方法などは、日本語の書籍や医療従事者向けのサイト(医師向けに論文の書き方を紹介したサイトなどがあります)を読んで学習し、英語ではどのような単語で記載するのか学習していくといいと思います。
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