「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬剤師フィールドリサーチ(7)「2019GWの医療体制について(卸や関連業者編)」

4月後半から5月にかけての連休、医療従事者だけでなく、医薬品卸やさまざまな美品を担当する業者の方にとっても大変です。

 特に、4月26日と5月7日は、急に薬を発注しても薬が入らないぐらい医薬品卸が忙しいことが予測されます。その上交通渋滞も起こるでしょう。

 

 そこで、医薬品卸にやたらと急配をお願いするのではなく、4月だけは月末在庫のことは考えずに在庫数も発注日程も5月半ばまで余裕を持って医薬品の在庫することをおすすめします。

 卸の方は医療に関する資格を持っているとは限らないのに、医療従事者と同じぐらいの責任を背負っています。彼らに無理を言って、危険な運転をさせていないでしょうか?無理をさせない配慮が薬局に求められます。薬剤師と医薬品卸の関係は対等で、相互利益のある関係であってほしいです。

 そうでなくても、薬をもらい忘れた患者さんで急な発注が起こり得る時期です。4月27日の処方が4月30日に、4月30日に開いている医療機関の処方が5月2日に来るかもしれません。不測の事態が起こり得るときだからこそ、お互いの配慮が必要なのではないでしょうか。

 医療機関の側も、連休明けの特定の日に患者さんが集中しないように次回受診予約及び処方日数を調整してくださると患者さんも医療従事者もそしてその周辺の職種の方も助かりますね。ここは近江商人のごとく三方良しの対応を期待したいです。

 

 

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