「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬剤師フィールドリサーチ(8)「薬局における改元問題」

こちらは、2019年5月8日発行の「薬局新聞」掲載の記事です。

掲載が遅れたのは単なる私のサボりですwwwwwww申し訳ありませんwwwwwwwww

 

 5月から元号が例話となりました。薬局で使われるいろいろなものに影響を与えますね。皆様はどうなさっているのでしょう?

 

  1. 分包機の印字

SNSで尋ねたところ、「元号を使用」「西暦を使用」「年を使わず、月と日だけ使用する」に分かれました。一包化や粉砕したものの安定性を考慮すると、年を入れる必要性が低い上に、文字数が減るので日付を大きく印字できるという利点があるそうです。

まあ、居宅の現場に行くと、時折数年前の薬が発見されることがありますが・・・。

 

  1. 処方箋、レセプトなど各種書式

既に一部の医療機関では西暦で記された処方箋が発行されていますが、多くの医療機関がまだ元号での表示ですし、行政関連書式はほぼ元号が使用されています。新元号が発表されたタイミングで新しい書式を発注する施設が多いでしょうから、印刷業者の方は非常に忙しくなるでしょう。5-6月に使う分までは余裕を持っておいたほうが無難ですね。古い書式がすぐに使えなくなることはないでしょうし。

 

  1. レセコンや電子薬歴

患者さんを検索する際に、生年月日を入力するほうが数字だけなのでテンキーだけの操作で済みキーボードを動かす手間が楽ですし、同姓同名の方と間違えるリスクがかなり低くなります。一部西暦で検索できるレセコンがあるようです。レセコンや電子薬歴のアップデートでデータが検索できなくならないことをお祈りしましょう。

 

 

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