今回は薬局新聞2019/9/4発行号の「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
「『薬歴フェス』開催のいきさつ」
法的根拠が薄く、実際の業務でも調剤や患者さんへのお届けに追われて後回しにされがちな「薬歴」について、8月に東京で「やくれきフェス」というイベントが行われました。今回から4回に分けて、薬歴フェス2019実行委員会事務局で
株式会社実務薬学総合研究所所属の水 八寿裕(みず やすひろ)さんへのインタビューを掲載します。
2019年8月3日に前夜祭、4日に開催された「薬歴フェス」
当日は講演2題と薬局薬剤師以外の立場の方6名によるパネルティスカッションで構成されていました。
前夜祭では薬歴に関するよもやま話やクイズ大会などが行われ、楽しく薬歴や薬剤師の歴史について学べるものとなりました。前夜祭に登場する「芝八事件」については、医薬分業を語る上で大きな転機となった事件です。
-なぜこの企画をしようと思われましたか?
水「元々薬歴に絞って考えるのではなく、薬剤師五輪のような競技会で日本一の薬剤師を選ぼうみたいな企画は数年前から考えていましたが、いろいろあって断念しています。学会や薬剤師会の学術大会のようなものでもなく、単なる飲み会でもない『楽しく学ぶお祭り』がやりたかったのが本当の理由です。そしてまだ誰もやったことをまずやってみるのが私たちの存在意義であるとも考えています。」
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