今回は薬局新聞11/6発行号の記事を掲載します。
「学会や研修会で企業協賛で弁当を出すことに対する賛否」について時々SNSでは話題に上ります。薬剤師だけではなく、医師の間でも話題になります。
「学会の豪華な弁当がもとで提供してくれた企業の薬の処方が増えた」という意見もあります。(米国での調査結果論文は「Pharmaceutical Industry-Sponsored Meals and Physician Prescribing Patterns for Medicare Beneficiaries.」(PMID: 27322350)
実際にランチョンセミナーを廃止し、事前にランチボックスを購入できるようにしたり、ケータリングで対応する学会も出現しています(日本プライマリ・ケア連合学術大会など)
事前購入できるようにして、食べる時間を設定すればランチョンセミナーなしでもやっていけるように思われます。日本薬剤師会学術大会のように、10000人規模で参加する大会の場合はどう運営するのでしょうか。課題を以下に挙げます。
- 参加者数が膨大で、その地域の飲食店では対応しきれない
- そもそも会場が市街地より遠いので、昼食の休憩時間が長めに必要になる
- これだけ多くの人が一同に食事を摂る場合、ごみ処理の問題もある
これらを解決する落とし所はどうだろう?と考えたら、大会の事前申し込みと同時に弁当を申し込み(当日販売も一部あり)、一定の時間に一定の場所で食べてもらう・・ついでに研修も・・・って有料のランチョンセミナーでしょうか。
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