今回は薬局新聞1月1日号薬剤師フィールドリサーチ「共通点を探そう」を掲載します。
各種SNSを見ると、薬剤師同士は他の医療職に比べて意見がバラバラで、お互い対立しているように見えます。薬剤師としての自分の仕事に対するプライド、薬局という一国一城の主という立場、個人としての自尊心、いろいろ大事にしているものがあるから、傷つけられた時の反発が大きいのでしょう。
さて、昨今の薬局・薬剤師バッシングの話題を見ても「チェーン薬局対個人薬局」「病院薬剤師対薬局薬剤師対ドラッグストア薬剤師」「開局薬剤師対勤務薬剤師」「薬剤師対事務」のような非常に狭い世界での対立が目立ちます。そういったSNSでの書き込みも目立ちます。他の医療・介護職ではあまり見られない傾向です。
しかし、薬局・薬剤師バッシングを行っているのは誰でしょうか。そして私たちが接しているのはどういう属性の人でしょうか。それを思えば、薬剤師同士、薬局の中で争っている場合ではないのは明らかです。
では、どうやって薬剤師どうしでまとまればいいでしょうか。私は、「みんなの共通点を探し、その共通点についてはまとまる」ことだと考えます。そして、その軸となるのは薬剤師法第一条ではないかと考えます。
日頃は細かい点で対立しあっていても、いざ国民の衛生的な生活が守れないとなったら一致団結する。それぐらいのつながりで良いのではないでしょうか。薬剤師という一つの共通点で。
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