今回は薬局新聞4月22日発行号掲載の「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
いつかは来るのではないかと想定されていた、電話再診の患者さん。ついにやってきました。
患者さんから一本の電話。
「電話再診してますか?」
問い合わせのこの口調の時点で、すでに患者さんは電話再診について理解している状況なのは容易に想像できます。職場での手順を思い出しつつ患者さんから情報を得ます。
・患者さんから最初に連絡があった場合は処方元に受診したかどうか確認すること
・円滑に薬を受け渡しできるように念入りに打ち合わせ(薬・処方箋・負担金、患者・医療機関・薬局の連絡先)
今回は患者さんと薬の受け渡しまでの流れを決めました。処方元医療機関に確認したのちに、医療機関から処方箋のFAXが流れてきました。これまた、医療機関の側から法令に基づく電話再診による処方箋である旨記載された頭書きがついてきました。
ここからは通常のFAX処方箋と同様に準備し、患者さんとの事前打ち合わせのとおりに薬と負担金のやり取りを行いました。今回は、円滑に薬を渡すことができました。
今回のように患者さんが事前に問い合わせることなくいきなり電話再診の旨伝えてくる可能性もあります。その場合に円滑に対処できるように再度関係法規と職場の手順書を読み直すことにします。
みなさんのところにも電話再診の処方箋が来るかもしれません。その時は冷静に。
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