日頃、医療に関する情報は一次ソースを読んで正確であるかどうか吟味している人が、なぜか自分の専門以外のこと、特に(意見が多すぎて客観的な賛成反対のわかりにくい)政治や社会の話題になると友人から回ってきたうわさ話だけで判断する事象を見ました。
自身のアカウントが「根拠のある医療情報を提供する」ものであれば、ほかの事柄に関しても
・公的情報を調べる
・解説や情報発信されているものに関して、根拠のあるソースを貼り付けているものを探してそれだけを読む
(タグのみつぶやいているものや、ソースのないものは「個人の意見」として扱う。)
・それでもよくわからないなら、その話題についてはSNSではつぶやかない。
のが安全と考えます。どんな情報であっても、根拠を調べた上で判断することは同じです。
で放送されたとおり
「だしいりたまご」
だ 誰が発信しているのか
し 出典はある?
い いつ発信された?
り リプライ欄(返信)にはどんな意見?
た 叩き(攻撃)になっていない?
ま まずは一旦保留しよう
ご 公的情報は確認した?
を他の分野の情報でも適応させると安全です。
このことで、ご自身の「根拠に基づいて発信する」という印象が更に強化されます。
(情報の調べ方に一貫性をもつということですね)
医療情報発信系のアカウントの方の中には、そのアカウントでは医療情報以外つぶやかないと一貫されている方も多くいます。これが一番安全かつ多くの人の支持を得られると思います。
知識や情報収集力がない人にも根拠のある医療情報を届けるには、技術と配慮が必要に思います。
発信する際は、とにかく理解しやすい言葉で、淡々と、穏やかな言葉遣いを心がける。
世の中にはいろいろな人がいます。根拠のある情報を届け、正確に実行してもらう。そのための配慮は必要です。
情報収集のやり方が正しくても、何かの思想やイデオロギーの色があるだけで、その発信者の言うことは受け付けられない方もいます。
公的情報で書かれている内容が難しくて理解できない人もいます。
文章を読み解くのが苦手な人もいます。
理屈が気持ちで受け入れられない人もいます。
ゆえに、信頼の持てる人からの意見に動かされてしまうのです。そういう人にも判別しやすい信頼できるアカウントとして「専門以外つぶやかないアカウント」として活動するのは有効ではないかと思います。
<情報を集めて判断したい人向け>
公的情報(企業の場合はプレスリリース)へのリンクを貼るのが得意なフォロワーを複数人作る
Twitterの場合はそのツイートごとに情報を吟味し、専門家でなくても信頼の持てる情報発信先のリンクを貼り付けているもの(本人の意見は書かない)ものについては貴重な情報発信源として認識したほうが事実に基づいた判断をする上で有効です。
いろいろな情報を集めてくるのが得意なアカウントもいます。そういう人を複数人フォローし、情報収集先とするのは有効です。
リプライ欄に公的情報へのリンクを書き込む人(元ツイートの人に対して意見が言わない)もいます。なにか伝えるツイートがあった場合は、返信欄を読むといいのはこういう理由もあります。こういう方の過去のツイートをみて、情報収集がうまいと判断すればフォローするのもおすすめです。
上記のことを行い、専門家として解説しているアカウントを複数フォローするのも有効です。この場合は「複数の専門家が同じ意見である」ことを検証し、より根拠のある情報をえましょう。鍵は「複数人」です。
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