今回は、薬局新聞「薬剤師フィールドリサーチ」2020/1/22発行号の生地を掲載紙ます。
ぺんぎん薬剤師さんインタビュー2「記事作成のきっかけは業務」
引き続き「薬剤師の脳みそ」ぺんぎん薬剤師さんへのインタビュー。今回は、情報発信をされる方や勉強をする方にも参考になる、記事作成の流れについてお聞きしました。
-まめに更新されていますが、どのような流れで更新をされていますか?
「更新作業については特に流れは決めていませんが、
業務の中で何か調べ物をしている時に「これってブログでまとめてみようかな」と思うのがきっかけで記事を作成しますね。
最近は、新薬の承認情報や添付文書の改訂情報を積極的に記事にしているので、そういった情報についてのアンテナを張るようにしています。
今やネットでどんな情報でも簡単に調べることができるのですが、医薬品の情報って文献の直訳だったり、作用機序が詳しく述べられていないものが多いと思うんです。
例えばAという新薬はBという受容体に作用することで血圧を下げるって書いてあっても、薬剤師であれば
・B受容体って具体的にどんな作用を持つの?
・AはB受容体にどのように作用するの?
・既存の降圧剤と比較してどんな特徴があるの?
なんていう疑問というか興味を持つはずなんです。
こういう疑問を満足させてくれるものって意外と存在しないんですよね。
なので記事を作成する時には薬が作用した単純な結果だけでなく、理由や背景を出来るだけわかりやすくまとめるように意識しています。
あとは業務の中で具体的に、即使える情報として表現することも意識していますね。」
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