「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬剤師フィールドリサーチ(46)「”アンサングな現場”についてゆるく前向きに議論(「アンサング語る会Ver1」レポート後編)

こんにちは。今回は薬局新聞2020/8/12発行号「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。

7月にWEBで開催された「アンサングを病院×薬局薬剤師で語る会」を企画した、合同会社みどりや薬局(静岡県島田市)の代表社員 清水雅之さんに企画の意図と方向性についてお伺いしました。

 

「もともとは今年の2月にも竹中さんと一緒に「薬局薬剤師と病院薬剤師がざっくばらんに話ながらお互いにお互いを勝たせる方法を考えたら面白いかも」ということで今回のメンバーで実施する予定でしたがコロナで流れてしまいました。

 

そんな中、日薬雑誌にてアンサグシンデレラのアダラートCR半錠問題について書かれていたことをアンサグシンデレラ医療原案担当の富野先生がTwitterで触れられていた事から本企画がはじまりました。

 

これまでは病院薬剤師、薬局薬剤師お互いの仕事ぶりを語る時に地域などの背景条件が異なる中、それぞれが議論を展開しておりましたが今回「アンサグシンデレラ」という条件を共有できる中でお互いの仕事をそれぞれが語ることに面白みがると諸先生方も共感していただき、あっという間に企画実施に至りました。

 

事前に打ち合わせをしたところ、みんな前のめりになるくらい思い入れのある場面がありまだまだ議論が出来そうな様子でした。」

病院薬剤師と薬局薬剤師がお互いの仕事をそれぞれが語る、リスペクトのある方向性が今回の企画の中心にあると感じました。

 

続いて主催の株式会社バンブーの代表取締役・竹中孝行さんに今回の企画のきっかけオンラインイベントという形式の現状についてお聞きしました。

「2月29日に予定していた、薬局薬剤師×病院薬剤師の企画も、清水さんとtwitter上での会話の中から生まれた素敵なイベントでした。50名ほどの参加者も集まり、とても楽しみにしていたイベントだけに、延期の判断はとても悔しかったです。ちょうどクラスターという言葉が世にで始めた頃でした。

延期としたために、必ずリベンジ企画をしたいと思っていましたが、きっかけがなかったため清水さんからの新たなお誘いはとても嬉しかったです。

 

良い意味でコロナによりSNSが活発化していたことや、私自身も様々なオンラインイベントを企画してきたため、オンラインでの開催はとても賛成でした。

富野さん、児島さん、木村さん、清水さんととても豪華なメンバーなので注目度が高いイベントになるなと察しました。

案の定、ほとんどtwitterだけの告知だけでしたが、数時間で参加者は100名に達し、最終的には300名近くの参加者の申し込みがありました。

もし、2月29日のイベント時にオンラインで企画していたとしても、これほどまで人数は集まらなかったなと思ってます。ここ数ヶ月の間に、皆さんがオンラインというイベントに慣れてきた経緯やSNSの使い方が変わったんだろうなと思ってます。

 

とても楽しかったです。」

 COVID-19で一気に進化したオンラインイベント。人と直接対面できない制約を一転、集まりたい人が場所を気にせず集まれる可能性を大きく広げたと言えますね。

清水さん、竹中さん、そして参加された皆さんありがとうございました!

 

 

 

 

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