こんばんは。
SARS-CoV2ワクチンに関して、一般の人が「よくわからないものを体に接種するのは怖い」と思うのは自然なことです。これを口にすることまで禁止するのは言論統制になってしまいます。科学的に正しいのであれば人の心っを踏みにじっていいわけではありません。自分の専門分野での思考が、あまたの価値観より優先され、認められるのであればその分野の人は生きやすいでしょう。しかし、一つ叶えられたらもっと叶えてほしいと願うのは自然な感情で、「医療裁判はしてはならない」「医師に歯向かうな、絶対服従!」という極論に至りかねない危機を感じております。そういう極論に走ることこそ、専門分野に対する敬意のなさと認識します。
科学は、多くの人の暮らしを向上させるものであり、専門家の承認欲求を満たすものではありません。
前置きはさておき、今回は「一般の人がCOVID-19やSARS-CoV2ワクチンに対する不安を持つ気持ちに対し、医療従事者は何ができるか?」という話題について、記事にしたいと思います。当ブログは学術的に高尚な話をするわけでもなく、かといって、社会派に切り込んだブログでもないので、どこまでやれるかわかりません(汗)
まあ不安よね。
まず免疫という時点でようわからんし。
非常にざっくり言えば
「今までは毒をなくしたウイルスを接種して、人間の体の免疫反応を信じて、ウイルスと戦う抗体を作らせた」のを
「遺伝情報を書いたタンパク質の集まりの部分だけを体の細胞の中に入るように細工した(抗体を作るところからは一緒)」
なんですから。
ウイルス全体を接種したら、免疫反応以外のところも体に取り込むことになるので病気と同じような反応になるかもしれんけど、抗体を作るのにいる蛋白だけ人間の免疫に作らしたらより安全ちゃうの?という発想のようです。
それと、日本はワクチンのメリットを海外よりは感じにくいんじゃないかと思います。
誰かしら知り合いを探せばCOVID-19で死んだり、かかって後遺症に苦しんでいる人がいるような欧米
と
感染した人がいると報道や行政などの報告で知る人が多い日本(特に地方)
日本だと、ワクチン接種のメリットを心から感じるようになるのは、
マスクせずに大手を振って友達と大規模なイベントをできるようになった
時なんでしょうが, これは諸外国でも数年先になりそうです。
ワクチンに関して、不安に感じているのは
医療や科学に対して全くの知識のない人よりも
ちょっとだけわかる人のほうが多い印象です。
何も知識がなければ、ようわからんけど、お医者さんがみんな言うとるから間違いないやろし、今の生活しんどいでなんとかなる(わからんものはわからんままほっといても折り合いをつけられる)こともままあります。
これが、ちょっとだけ分かっている人だと、「なんでそうなのか」と調べるし、調べてよくわからないとイライラしてその分野そのものが嫌いになりますね。
しかも、専門家の皆さん頭いいんですよ。自分が何時間も学んでもようわからんかったことをパパッと文章にしてわかりやすくしやがる。鬼滅の刃の継国厳勝(黒死牟)みたいに自分も相当な能力者なのに弟が天才かつ超人格者(ゆえに無自覚に人を傷つけてしまっている)だったがゆえに鬼になってでも強くなろうと思いますわ
ましてや医師、
頭いい(最近、ネットに記事を書いている人だと、たいてい東大京大受かるレベル)
体力ある
お金持ち(同じ学力の人と比べたり、時給換算すると低いですが、一般の人よりは収入あります)
権限大きい(一般の人から見たイメージは「命を左右できる」(実際そんなんしたら訴えられます)
という一般的なイメージを持たれていますからね。
そりゃ、そんな人達が正論でバババーっと押してきたら一般の人何も言えません。そこから、屈辱感でニセ医学を拡散しちゃう人も出ないとも限りません。
そういう思考も想像できていますので、最近、SNSやネット記事を書く医療従事者は、穏やかな文章を書くのが上手い人が増えている印象があります。(高齢の医師にパターナリズムに陥って、患者を従わせようとする人がいる印象です、あくまで印象です。)
嫉妬に駆られずに穏やかに医療情報を得たい方は、ヤフーニュース個人に掲載されている、文章力のある医師の記事をご覧になるのが良いかと思います。
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