今回は、2021/3/10発行の薬局新聞連載「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
昨年末、ミヤBM錠のアルミPTPシート包装が発売されました。職場では、PTPシートで発売されて喜ぶ声以上に「なぜ12錠シートなのか?」という疑問の声が上がりました。
医薬品情報を調べるお手本通り添付文書をみました。すると、標準用量は1日6錠で、12錠シートにすれば2日分だから数えやすいのではないか?との判断のようです。
(製造開発の現場に、実際に医療現場で働いたことのある薬剤師がいなかった可能性があります。特に、6年制になってから薬学部薬学科から製薬企業に行く人は減りました)
しかし、薬剤師からみても数えにくいし、患者さんには正確な錠剤の数が伝わりにくい。薬局のカウンターで数が足りないという患者さんとのひと悶着もあったのではないかと推測します。
それでも、すぐに改善し10錠シート包装を改めて販売するミヤリサン製薬の態度と行動は評価できます。何か間違いがあっても、なかなか言い出せないのが世の常、早期に対応した勇気は認めるべきと思います。
余談ですがミヤリサン製薬のサイト、手作り感があふれていますね。
怪しいサイトではありません
ミヤリサン製薬のサイトへのリンクをはてなの埋め込み機能で貼っただけです。
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