「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

治療と生活の衝突

 最近見た記事です。

 とっかかりこそは薬剤師なのですが、正論で突っぱねる医療者(特に医師)への批判に見えました。

 原因は、お互いに説明し、治療と生活のすり合わせをする時間が不足していることにあると考えられます。
 しかし、その説明をする時間が十分にありません。知識量の差が大きく違うのです。また、大切にしている価値観も大きく違います。その上、言った言葉を解釈するのにかかる時間には個人差があります。(医師は得てしてすぐに言葉を解釈できる人が多いが、患者はそうでもない)
 

webronza.asahi.com

 

webronza.asahi.com

  治療をしなければ死んでしまうが、治療をして休んでいる間に職をなくしてお金がなくなって死んでしまうというジレンマを患者は抱えています。それを埋めるのが、「療養中のお金を補填する政策」だったりするのですが、現実にはその実現は難しいです。

 命だけあっても、制限がありすぎる暮らしでは味気ないという気持ちは医療従事者も理解しています。それぞれの個人の命の瀬戸際の状態を見ている医療従事者のメンタルも相当やばいのも事実です。 

 

 上記ツイートの内容のように、不摂生でいきなり死ねるわけではなく、日常生活に大きな制限を持った状態での期間が長く続いkた上での死であることをどの疾患についても伝えられていれば、もっと真剣に生活習慣を改めているのではないかと思います。

 

 

もしよろしければバナーのクリックお願いしますm(_ _)m

にほんブログ村 病気ブログ 薬学へ
にほんブログ村 

 にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ