最近見た記事です。
とっかかりこそは薬剤師なのですが、正論で突っぱねる医療者(特に医師)への批判に見えました。
原因は、お互いに説明し、治療と生活のすり合わせをする時間が不足していることにあると考えられます。
しかし、その説明をする時間が十分にありません。知識量の差が大きく違うのです。また、大切にしている価値観も大きく違います。その上、言った言葉を解釈するのにかかる時間には個人差があります。(医師は得てしてすぐに言葉を解釈できる人が多いが、患者はそうでもない)
治療をしなければ死んでしまうが、治療をして休んでいる間に職をなくしてお金がなくなって死んでしまうというジレンマを患者は抱えています。それを埋めるのが、「療養中のお金を補填する政策」だったりするのですが、現実にはその実現は難しいです。
命だけあっても、制限がありすぎる暮らしでは味気ないという気持ちは医療従事者も理解しています。それぞれの個人の命の瀬戸際の状態を見ている医療従事者のメンタルも相当やばいのも事実です。
不健康を味わってコロッと逝きたい系の話は見かけるが、そこでスパッと死ねないのが人間というやつで「不健康なモノを積み重ねてゲージ振り切れたら死ぬ」ではなく「即死はできずグズグズと中量級の不調が連鎖していって苦しみ抜いて死ぬ」なので「太く短く」という認識は幻想だと思った方が良い。
— 蝉丸P@「住職という生き方」星海社新書・発売中 (@semimaruP) 2020年8月28日
上記ツイートの内容のように、不摂生でいきなり死ねるわけではなく、日常生活に大きな制限を持った状態での期間が長く続いkた上での死であることをどの疾患についても伝えられていれば、もっと真剣に生活習慣を改めているのではないかと思います。
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