ケーキの切れない非行少年たち(要約の達人)
このブログで紹介するのに適しているのかどうか少し気になりますが、紹介します。
「世の中のタブーに食い込んだな」と思いました。
いわゆる「世の中のタブー」と呼ばれるものは、日常的に接していない人も結構いるものです。しかし、この書籍で紹介する人たちは多くの人が日常で接している人なのです。人口の15%ぐらいが当てはまる「境界知能」。認知機能が低く、想像力に欠ける。
小学校2年ぐらいで授業についていけなくなり、イライラをうまく表現できず、暴力に走ってしまう。
体感的にそういう人を見聞きした人がいるでしょう。
そして、いろいろな犯罪をする人も知能は高いけれど、認知の歪みが著しい事が多いようです。なぜか「自分は悪いことはしていない」と主張したり、相手が嫌だと言っっているのに「そんなことはない」と言ったり。
こういう人の存在が言語化されて出てくるのはいいことだと思います。そういう人がいて、そういう仕組の人と認識されているので。次の段階は、こういう人とどう向き合っていくか、という難題です。
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