今回は2021/12/15発行の薬局新聞「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。(ブログに掲載するのを忘れてました)
いろいろな認定制度が発足しています。それを見て、どうも腑に落ちないことがあります。そのほとんどがスペシャリストに対するもので、ジェネラリストを認定するものがあまりみられないことです。実際、特に薬局やドラッグストアでは複雑な症例の患者さんを見ることは少なく、むしろ軽症だけど幅広い病気を抱える人(健康な人もいます)と接することが多いです。幅広い対応力を示す認定というのがあればいいなと思うのが正直なところです。
それぞれの薬剤師がどんな分野の勉強を特に行っているのかはっきり見えるような形にしてくれると、患者さんも接しやすいし薬剤師自身も自分の特徴を示せるようになるのではないでしょうか。
それに、今回のコロナ禍のように、多くの人に正確な知識を提供する必要がある場合、深い専門家だけでは対応しきれません。
現状でできることは、複数の学会の認定を組み合わせる方法がありますが、これもまた維持費用がかかりますし、そもそもどれも学会発表や学会への参加が必須で子育て中だとハードルが高いものばかりです。
学会や講習会もWebで自宅から参加できるようになりつつあるのですがから、自宅で取れる認定の種類もたくさんあっていいのではないかと感じる今日このごろです。
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