今回は2022/5/25発行の薬局新聞「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
今年4月1日より、1回の処方箋あたり湿布の処方枚数が63枚までになりました。高齢の患者さんの多い我が職場で問題が起こるかと思ったら、ほとんど問題は起こりませんでした。数名、常日頃から痛みを訴える方から不満の声が聞こえてきた程度でした。
問題が起こったといえば、1袋5枚入りの湿布で70枚もらっていた方です。改正後は60枚までになり、一気に10枚もらえる枚数が減ることになります。この方はさすがに不満な態度をあらわにしていました。
湿布が処方できない分、痛み止めの塗布剤の処方が増えるかと思ったらそうでもない様子。また、OTCの湿布が売れるようになったかといえばどうも増えている様子もありません。
医療費削減につながっているのかどうか未知数ですが、その人に合わせた処方枚数かどうか吟味し、効果的な湿布の使用方法を提供するのが我々薬剤師の仕事です。
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