今回は2022/8/24発行の薬局新聞「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
若年軽症者に対し、検査キットを配布する事業が開始されました。対象年齢が12歳から49歳となり、家庭内感染の場合でもある程度は対応できるようになりました。第七波は家庭内艦船が多く、家族全員で発熱外来を受診するも、親と子供で診療科(内科と小児科)が異なることもあり、家族全員の診療が終わるのに1日近くかかる事例も少なくありませんでした。
しかもこの検査キット、自分で検体を取るのは非常に勇気がいります。
思った以上に奥に入れなきゃ正確な判定ができない(くしゃみが出るほど奥に入れる)ので、自分でやって陰性だった人で症状が続くので再度調べたら陽性だったという事例も聞きます。
そこで、薬局での使用方法の説明が必須です。感染予防の観点から、販売時にじっくりとした説明ができないぶん、薬局独自の資料や動画サイトへのリンクを示した紙を渡すなどはどうでしょうか。
情報を載せた商品をお渡ししている薬剤師の役割をもっと世間に広めるチャンスかもしれません。とはいえ、無料で配るのはよくありません。そして、トレーサビリティのシステムを作ってから運用しても良かったと思います。(転売対策として)
実際に使用された方から、陽性判定が出たあとの話を聞くことができました。行政から添付された資料に記載されたとおりにやったら無事ネット診察ができたとのことです。
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