この業界、学術大会、学会、研修会と名のつくものがたくさんあります。大規模の大会となると、連休にしか行えないこともあって、複数の研修会・学会・学術大会の日程が重なることも近年では珍しくなくなってきました。
確かに自己研鑽を積む機会が増えるのは悪いことではありません。しかし、似たような趣旨のものが多くありませんか?そして、演者として登場されている方も似ているような印象を受けます。
すると、研修会ごとの差別化が図りにくくなってきます。統合したらいいんじゃないかと思われる学会があるのも否定しません。演題が集まらず、締切を延長するものもあります。
しかし、似たような学会が複数あることは必ずしも悪いことではありません。業務や家庭の都合、開催地との距離の関係で参加できないものがあっても、他方の学会に参加できるという選択肢も生まれます。また、同じ施設に所属している複数の人間が双方の学会に参加すればお互いの学んだものを持ち帰ることができ、施設全体のレベルアップが図れます。
最近は若手の参加も増えて、裾野が広がってきた印象があります。それにしても、似たような趣旨の学会や研修会が多い印象があるので、差別化を図ってほしいと願っています。
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