「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

企業の論理 対 医療の倫理

たとえ営利企業であっても、持たねばならないモラルはある。 今回は、営利企業であっても矜持は必要というテーマで書きます。 薬局を運営する企業の不正請求や、ドラッグストアでのタバコの販売、科学的根拠のない医療情報を提供する出版社やインターネット…

血圧の配合剤多すぎワロタ

単剤の用量を考えると、 ミカムロAP=アイミクスLD=ユニシアHD=エックスフォージ=ザクラスHD=レザルタスHD=アテディオ というところ? これでも、配合剤では調整できない用量になるようで・・・ さらには、3種類の薬が混ざった配合剤がありまして ミカト…

在宅専門薬剤師+常駐専門薬剤師=薬局企業との契約???

在宅療養支援をする薬剤師と、薬局で相談応需をする薬剤師は別にした方が内部外部両方にメリットが大きいと考えます。 1.外部からみて メリット ・在宅担当者は外来をやらないので、緊急対応をする場合でも動けない要因が減る (ゼロにはなりません。他の患…

【薬と健康の週間】患者さんの情報は、書籍やネットの中にはない

10/17-23は「薬と健康の週間」です。それに寄せて、今回の記事を書きます。 医療機関を、薬局をこのように活用すればいいんじゃないかという一つの提言です。 先日放送された「HUGっと!プリキュア」で以下の趣旨のセリフがありました。 「あの母子のことは…

非常にシンプルな「健康本」の否定

「○○をすれば(やめれば 病気は治る」という健康本に対して、非常に簡潔に否定をしたいと思います。 「○○をしたら一気に健康になるのならば。その方法を止めれば一気に病気になるのではないか」 健康本や怪しげな健康食品などは人間の恒常性を完全に否定して…

一包化調剤鑑査機「PROFIT 1D」見学体験レポート

日本薬剤師会学術大会の機器展示ブースで話題になっていた、一包化監査支援システムの紹介をします! 最初に言っておこう! 「監査」 「監査」 「監査」 漢字ちゃうねん!鑑査やねん! デジタル大辞泉によると そのものの優劣・適否・真偽などを鑑定し審査す…