「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

処方箋を一度読んでから薬局へ

「お願いしていた(医師から説明があった)薬が出ていない」という理由で疑義照会になるケースがままあります。 この場合、患者さんの一工夫で解決することができます。 1)医療機関で処方箋を受け取ります。 2)その場で何の薬が処方されているか内容を確認…

ネットで管理できる時代になっても紙のお薬手帳は大きな効果を生み出す

2020年「医療情報の共有化」運用の方針 費用の抑制にも期待 news.livedoor.com という報道がなされて、「紙のお薬手帳は要らない、自分たちのしてきたことは何だったのか」と嘆く薬剤師も多いでしょう。 紙のお薬手帳が導入されたのが平成12年(2000年)。 1…

医療情報って本当に慎重に取り扱わなきゃいけないんだな、と思った記事

2020年「医療情報の共有化」運用の方針 費用の抑制にも期待 news.livedoor.com 森喜朗氏回復 がん新薬オプジーボ、60kg患者は年間3500万円 www.excite.co.jp 兵庫医大が血糖測定器紛失 104人分の情報記録 www.kobe-np.co.jp 今回は、2つの記事の組み合わ…

医師の言いなりになっているわけではないのです

医師の診察方針に不安や不満を感じている患者さんが来ることがあります。 いろいろ愚痴を聞いて、ガス抜きになる場合が多いです。患者さん本人も仕方ないとわかっていることが多いからです。これが建物の違う分業のメリットです。同じ建物の場合、患者さんが…