「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬剤師フィールドリサーチ「新年SP 医薬品業界とマスコットキャラクター」

 新年あけましておめでとうございます。今回は、私の「ご当地キャラ好き」を全面に出した企画です。ご当地キャラクターを愛好してもうすぐ20年になります。彦根市のキャラクター「ひこにゃん」からはじまり、現在は大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズが家を占拠するに至っています。

 

 昨年は「大阪・関西万博」が開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。大阪在住の私も通期パスを購入し、最終的には50回以上来場し、ほぼ全部のパビリオンを回ることができました。

 会場のいたるところにいる公式キャラクターの「ミャクミャク」の展示物。ミャクミャク本人も定期でグリーティングを行う施設「ミャクミャクHOUSE」だけでなく、会場で行われる色々なイベントに呼ばれて愛嬌のあるパフォーマンスを見せて、人気が大爆発しました。人間以外で初めて内閣総理大臣より感謝状が贈られました。閉幕後もグッズが売れ続けていますし、2025年の顔という位置づけをされて、様々なメディアに登場しています。

 万博ではミャクミャク以外も色々な国や組織、地域のキャラクターが登場し、それぞれの立場で盛り上げていました。私もミャクミャクを始めいろいろなキャラクターと撮影をしました。日本人はキャラクター好きの人が多いので、会場では老若男女問わずキャラクターと撮影している光景が見られました。f:id:miyaq:20260129194401j:image

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 キャラクターと言えば、製薬業界も多くのキャラクターがいます。「この会社(商品)といえばこのキャラクター」と認識されているものが多いのもこの業界の特徴です。

 

 例えば、「サトちゃん」。佐藤製薬のキャラクターですね。古くからある地域の薬局・薬店には今もグッズが飾られているところがありますね。1959年に誕生し、時代に合わせて小さなリニューアルし続けて現在に至っています。

 驚いたのがエスエス製薬のピョンちゃん。1952年の誕生からリニューアルをし続けている点ではサトちゃん同様ですが、その変化の幅が大きい!2025年のリニューアルでは全くの別物ではないかと思うほどのデザインの変更に驚きました。

 さらに驚いたのが「カバくん」。宣伝している商品の発売元や薬の商品名が変わっても、一貫して使われ続けています。現在販売しているのは健栄製薬で商品名は「健栄うがい薬」に変わっていても、包装に描かれているカバくんを見たらなんの薬かすぐに分かるほどの拾い浸透ぶりです。1985年と先のサトちゃんピョンちゃんよりは短いですが、継続してキャラクターを使い続けた結果が現れています。キャラクターを定着させるのは非常に難しく、いくら作り手が売り出そうとしても、買い手から好感を得られて支持されなければ売れることも定着することもできません。一旦定着させたキャラクターは継続して使うほうがメリットは大きいと判断して使い続けている健栄製薬の姿勢を、私は評価します。

 毎年秋に少彦名神社で行われる神農祭では各企業のキャラクターパレードが行われるほどです。

 

  市販薬だけでなく、医療用医薬品もいろいろキャラクターが登場していましたが、昨今はメーカーも販促品を出さなくなってきて随分規模が小さくなってきたように思います。

 

 そんなキャラクター人気を活かしたいとおもったのでしょうか、日本薬剤師会もキャラクターを導入しました。

 「ふぁるみん」です。デザインを公募で選び、立体化を行い、日本薬剤師会学術大会にも出席しグリーティングを行っています。会のホームページに、デザインマニュアルや運用指針を掲載し薬剤師会会員が利用できるような運用指針を作っています。また、全国47都道府県にご当地ふぁるみんを作成し、LINEスタンプもできました。浸透させる準備を着々と進めています。

 この動きは、本気でキャラクターを育てるつもりなのかもしれないと感じました。

 

ご当地キャラファン歴20年の私としては今後、どんな展開をしていくのか、非常に気になっており、 「ふぁるみんとその運営スタッフの方に取材させていただきたい」との気持ちでいっぱいです。この記事を見た関係者の方、もしくは関係者の方をご存じの方はぜひ薬局新聞社「薬剤師フィールドリサーチ」まで連絡ください!

 

 

 

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