「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ

小児かかりつけ診療料

 かかりつけ薬剤師だけでなく、かかりつけ医の制度も進行しています。

 今回は、「小児かかりつけ診療料」についての記事です。

 

 ざっと算定の内容を読んでみましたが、

 小児の場合は医師も患者もメリットがあまりないのではないか

と思いました。

 というのが、

 原則的に疾患の時は最初にかかりつけ医を受診する

というのが、小児科ではそぐわないのではないかと思ったのです。

1.体調が悪化した時にすぐに受診できるとことに行きたいというニーズが大きい

2.予約制の小児科が増えて、すぐにかかれない

 

重複受診になってしまう場合は、お薬手帳をきっちり見て処方を決めて(前の医師の処方を含めてどう飲めばいいのか患者に説明して手帳に記載すしてくれると患者さんも忘れずに済みます)治療をしたほうが患者さんの不安は取り除けると思うのです。

 

 小児科医に24時間対応をお願いするのは、非常にきついと思うのです。

1.昼夜問わず緊急となったらかけてくる患者さんが一定数はいる

2.なぜか患者の話ではなく他の家族の医療相談を行う

3.育児相談になってしまい、長時間に渡る

余裕がなくて、負担が大きくなりがちな内容の電話が結構ありそうです。

 

 医師の側もよく考えていて

1.患者さんの電話を登録制にする

2.電話をかける場合は通知で(非通知や登録していない番号の場合は対応しない)

3.お互い人間なので、すぐには出られないこともあるし、医師の健康維持のためにもあまり遅い時間はよしてね、と同意書に書いてあるところもある

みたいです。ここまで条件を提示されていれば、同意するのは常識的な対応をする方だけになりそうです。

 

上記3つの条件は薬剤師のかかりつけ薬剤師制度にも使えそうです。

 

 現在のフリーアクセスの方がメリットが大きいと感じている患者さんが多いでしょうね。

 

 小児の場合は薬の相談だけでなく、発育やまっとうな医療知識の相談も多いので、最初の医療リテラシー形成には小児科が向いていると思います。

 

 でも、朝晩診察して

昼は健康な子供のための健診や予防接種をしているのに

地域の幼稚園などの園医をやって園の健診に参加して・・・

って小児科医ただでさえ忙しいのに。

いつ専門医更新の研修に行ったり、

経営の仕事してるの?(経営の実務は任せるんだろうけど、自分でしなければいけないこともあるでしょうし)これに医師会の仕事や・・・。

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