機能性表示食品を販売する時は、消費者庁に安全性や機能性について検証した結果について届け出をしてからになります。科学的根拠に基づいて効果や安全性について検証されたデータや論文に基づいています。研究のしかたもしっかりしていて、このデータについては客観的といえます。
機能性食品の機能性の評価方法
最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
最終製品に関する研究レビュー(一定のルールに基づいた文献調査(システマティックレビュー))で、機能性を評価している。
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
「機能性の科学的根拠に関する点検表」に該当論文が掲載されています。
機能性を表示することができる食品―特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品とは―: The Coca-Cola Company
しかし、
健康な人に対するデータである
添付されている効果についての研究そのものも「ある特定の状態の人」についてのもので、自分がその機能性表示食品を摂取して効果があるかどうかは包装からはわからない場合が多いです。
(消費者庁のサイトには機能性表示食品を販売するにあたって届け出た資料があります。そちらの「有識者等向け公開情報」にある論文を読むとわかります。専門的な知識がないと「本当にその栄養機能食品が効果があるのか」判定しづらいです。)
それゆえ、機能性表示食品や、さらに厳しい検査を行う(国による最終製品を用いた検証)特定保健用食品の効果に確実性を求めるのは過剰ではないかと考えます。
少し、体にいいことをした気分にさせる食品という捉え方でいいと思います。(疾患の人に対して健康にするものでもありません)
私見ですが、1日あたりの価格が100円を超えるようなものを摂るのであれば、惣菜を食べて食べる食品の幅を広げるほうが栄養バランスが良さそうです。それぐらいのものです。不足しているビタミンやミネラルを補充するのであっても、広く販売されている安いもので十分に思います。
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