今回は薬局新聞2019/10/30発行の「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
学会や研修会に行くと、おなじみの顔と相対することがよくあります。私、あまり社交的とは言えない上に人の顔を覚えられないので、名前は存じ上げないですが見知った顔だと認識します。しかし、勇気がないので声をかけられないのです。そのうえ、気の利いたことも喋れないので存在を隠してしまいます。
これも、学会に行ける条件が揃った人が少ないのが現状なのでしょう。
- 業務;居宅など24時間365日対応していると行きづらい、一人薬剤師など業務を分担できる人がいないので休めない。
- 距離:開催まで行くのに遠い、もしくは飛行機のチケットが取れなかった
- 金銭:奨学金や子供の教育費、ローンなどで家計が厳しい
- 家庭:家族の用事で空いた時間を見つけるのすら難しい、予定が立たない
(宿泊を伴う場合、数ヶ月前から予約する必要がある)
となれば、参加者も似たようなメンバーになりがちです。しかし、参加できないからといって、やる気がないわけではありません。こういった制約の多い人にも参加の敷居を下げる方法があればいいなと思っています。
一つの手段としては、薬剤師の中にはブログやSNSで情報発信をしている方が見られますので、その方々のサイトやSNSを閲覧する方法があります。書籍もそうですね。
当連載では、そのような方々や現場ではたらく人の取り組みをもっと紹介できればいいと考えています。
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