今回は薬局新聞社12/11発行分「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
こんにちは!今回は学会発表とSNSという今の時代ならではの話題を紹介します。
学会発表で聞いたことをSNSやブログに書く事例が出てきました。これに関して、いろいろな立場の人の思うところを挙げてみましょう。
- 学会発表に行きたくても行けない人
いろいろな事情あって学会に行けない人でも内容がわかってありがたい
- 発表をする人
長い時間とお金をかけて作ったものがあるし、研究の途中段階のものがあるからむやみにSNSなどに公開しないでほしい、有料で開催されているのを無料で公開するのはいかがなものか。公開する時期が来たら、自分で公開するので待ってほしい。
(発表者の中には発表で使ったスライドを自分でネット上にアップする方もいます)
そういえば、学会内容のSNS投稿に関する規定は決まっていません。
著作権の所在、SNSやブログへの掲載の許可等を学会内でルールを定め、各学会で運用する。
著作権の所在をはっきりさせることで、今後要望が出てくるであろう学会のネット配信に向けて準備ができると思われます。
発表者の業務と研究との両立する苦労はもっと評価されるべきと私は考えます。学会主催者がルールを作る場合も、発表者の意見を尊重するものにしてほしいです。
例えば、発表の内容について抄録にこのような記載をして、それぞれの発表に対する対応を示してみるのはどうでしょう。
後日自分のサイト(所属組織も含む)に公開予定 あり なし
発表者以外によるSNSやブログへの投稿 許可 不許可
同時に、学会全体の方針を出すと統制が取れるのではないでしょうか。
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