今回は、COVID-19感染者のうち軽症者等の自宅療養の注意点についてお伝えします。
だいたいのことはいかのリンクに書いてあります。
まとめると
1.患者は極力部屋から出ない、部屋でもマスクをする
室外に出るのはトイレに行くときと風呂に入る時(風呂は一番最後)
寝室を別にできない場合は、顔の向きをその人だけ他の人と逆にする(寝相が悪い場合は効果が落ちる)
2.家族もなるべく家から出ない
家族もマスクをする(布でもOK、マスクがない場合は咳エチケットを徹底)
患者の世話をするのは一人だけ(基礎疾患のない人、高齢ではない人)
世話した時に使用したマスクは袋に入れて捨てる
捨てる際に袋の口は縛る。
3.家族含めてこまめな手洗い
非常に重要で、最も有効かつ取り入れやすい感染防止策です。(第一優先で実行する)
患者本人を室外に出すのが不安または洗面まで行くのがしんどい場合は、消毒用エタノールと紙タオル(患者専用のタオルでも可能)とゴミ袋を部屋に入れてまめに拭く方法もあります。
4.日中はできるだけ換気をする。
これまた比較的取り入れやすくかつ効果のある方法です。
患者がいる部屋はどうしても窓が一つになると思われますので、窓の近くに扇風機を置いて換気するとよいでしょう。
5.ドアノブなどの清掃を行う
ドアノブや床をふく場合に使う次亜塩素酸水の濃度 0.05%
ハイターやブリーチで掃除する場合の基準
(ドアの取手など共用部を掃除する場合の濃度0.05%にする場合)
https://www.mhlw.go.jp/content/000617981.pdf
トイレや洗面所の掃除は キッチン泡ハイター(0.1%)をそのまま使用する
か、上記ハイターを0.1%’(上記リンクの二倍の濃度)にうすめて使用する。
6.洗濯する前のものは共用しない、選択する場合は一緒に洗っていい
しっかり乾燥させましょう
インフルエンザ患者の自宅療養における注意と類似しています。
4/27 この疾患を「正しく恐れる」ために重要な通知がありました。
新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における
健康観察における留意点について(2020/4/27)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625758.pdf
ここで、自宅療養時に気づいたら即保健所に報告するべき症状が書かれています。
【緊急性の高い症状】 ※は家族等が以下の項目を確認した場合
〔表情・外見〕 顔色が明らかに悪い ※
唇が紫色になっている
いつもと違う、様子がおかしい ※
[息苦しさ等] 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
急に息苦しくなった
生活をしていて少し動くと息苦しい
胸の痛みがある
横になれない。座らないと息ができない
肩で息をしている
突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた
〔意識障害等〕 ぼんやりしている(反応が弱い) ※
もうろうとしている(返事がない)※
脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
上記の症状に気づいた場合は 即自宅療養時に伝えられた電話番号に電話しましょう。
風邪と診断された方でも、上記症状があれば保健所に電話しましょう。
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