2018-01-01から1年間の記事一覧
モーラスに代表される、ケトプロフェン製剤を使用した後に起こる光線過敏症。 他の痛み止めの湿布でも起こるのかという疑問が起こりそうですね。 非常に雑に各NSAIDsの構造式を描いてみました。 緑色で囲ってあるのが各化合物に共通すると感じた部分です。 …
薬剤師さんの注意録 ~目薬で入院高橋先生@chihayafluからネタをご提供いただきました!まさか目薬で入院とか…想像してなかったデス pic.twitter.com/QAqoVyGLyP — 油沼(薬剤師さんの備忘録 14話) (@minddive_9) 2018年4月28日 ざっくりとした緑内障という…
ジェネリック医薬品を薬局で勧められると思われます。 なぜ、薬剤師がジェネリック医薬品を勧めるのか。いろいろな視点で説明します。 1.国民医療費から見た視点 国民医療費は増大していってます。高齢者が増えているからです。 といったら、外に出歩いてい…
今回は2つの研修を同時にひとつの記事にしました。 というのは 内容が重複してくるからです。さらに、研修の開催される順番も良かったです。 (主催者は別です) 2つの研修の場所同士が近い 1.エクスファルマにソクラテスがやってきた 門真薬剤師会の時の講…
4/1(日曜日)に行われたAHEADMAP x EBM倶楽部ジョイントワークショップの参加報告をします。 今回は、ある患者さんの問いかけに対する答えを得るべく、処方提案を行う企画でした。とかく、論文を読める自分かっこいい!と誤解されがちな薬剤師によるEBM。し…
医療従事者など、高度な教育を受けた人は「我が子にもしっかりとした教育をさせた愛」と考えがちです。 妊娠と出産をするのは女性であるため、その実現のためには、キャリアとの両立を計画するとことから始まります。 そうなると、 (継続して働く前提で)産…
ec.nikkeibp.co.jp こちらの書籍をお勧めする対象の方は 1.小児の患者さんの服薬指導が多い薬剤師 2.小児の患者さんへの服薬指導が不慣れな薬剤師 3.これから産休・育休に入る薬剤師 もしくは産休・育休に入っている薬剤師 もしくは我が子が産まれる予定・3…
某TV番組で「飲み残しを持っていって、その薬が有効期限内だったら返金できる」と言っていましたが、それは絶対にありません。 使用期限内の薬を薬局に持っていっても返金されません。継続して薬をのむような疾患であればの話ですが、診察時に医師に飲み残…
今回の記事は、一見薬剤師業界とは関係のない記事構成になっています。 いわゆる「カウンセリング化粧品」をドラッグストアで自分で選ぶことが一般的になってどれほど時間が経過しただろうか。 「買うのを強制される」「似合わないものを勧められた」といっ…
不定期に体を張る企画をやろうと思います。 味見シリーズです。もはや二番煎じ三番煎じのように見えるのですが、多くの人がやって情報共有し、これ以上被害者を増やさないようにするんだ! みんなで味のデータベースを作るんだ! 1.オルメテックOD なぜこれを…
先日、第48回衆議院議員選挙が行われた。各地で安倍晋三内閣総理大臣(以下、安倍首相と呼びます)の演説に対し聴衆が様々な反応をしたことがメディアやネットの記事でも取り上げられました。 今回は、政治の話ではありません。多くある情報を人はどのように…
headlines.yahoo.co.jp こちらの記事。 医師に対するインターネット調査の結果の紹介。 「インターネットで医療情報を集めるのは容易ではない」「検索のコツが必要」という医師の意見が多かった。というもの。 たしかに、医学記事は誰にでも誤解のないように…
親の趣味道楽の中で、お子さんが誤飲すると危険なものを扱っているのが「ネイル 」と「プラモデル」です。 1.扱っている危険なもの ネイル ネイルカラー、除光液(大人用は油性の溶剤・トルエン、アセトンなど、小児用は水性の溶剤エタノールが中毒の原因と…
「お薬手帳を持ってきたら多くの薬局では安くなる」 (ただし、半年以上間隔をおいて受診した場合や、ある条件に当てはまったところは変わらない) という方針は4月以降も継続です。 しかし、なんぼ言ってもお薬手帳を持ってこない人がいる。 どういう人達か…
今回は、こちらの記事を見ての感想を述べます。 www.fsight.jp headlines.yahoo.co.jp 記事タイトルが煽ってますね(著者の本文も煽っている印象があります) 実際のところは、 「ごめんやけど、熱出てすぐ受診してもインフルエンザとハッキリ診断できない場…
先日参加した研修会にて。 「病院薬剤師は調剤室から出て病棟での活動でエビデンスを出して報酬を勝ち取った」 「今度は 薬局薬剤師が調剤室から出て地域に貢献を」 と講師の方が話をした。 病院薬剤師は調剤が外に出て、自分たちの仕事ではなくなったので病…
薬剤師としての業務を、長期間継続していく方法としての「働き方改革」。 そのために、業務に参画する人を増やす 高いレベルの業務ノウハウを共有する 必ず休む仕組みを作る 薬剤師業務内で役割りを分ける ことの必要性を記しています。 ★必ず休む仕組みを作…
今回の記事は、自分が寄せたコメントを拡張する内容です。 熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」 薬剤師の働き方改革、どう考える? http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201801/554379.html 以下のコメントをしました。 ” どの業…
「薬剤師の業務は対物業務から対人業務へ」と界隈では言われています。 しかし! やはり、対物業務も大事だと思います。 薬の量を間違えない お渡しする薬の包装が破損していない など、患者があらゆる意味で安全に、衛生的に薬を飲めるようにする対策の中に…
今回のブログ記事、科学的な検証は全くありません。 「体が弱くて働けない」を言語化するのがテーマです。 1.体が弱い人ってどんな人? 病気で治療している人(診断で就労禁止されている人から普段は動けるけど突発的な発作で生活に支障が出る人まで) 治療…