「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

化粧品としてのヒルドイド、発売

この度、化粧品としてのヒルドイドシリーズが発売に。
これに関して、医療従事者の中からは「濃度が十分ではないから効果は薄いですよ」とか「そもそも化粧品は肌に吸収しませんよ」(暗にまやかしであることを言っている)と医学的な正しさで一般の人の心を地ならしに潰しにかかるような言動をしています。

違うのです。

化粧品に求めているのは使用している感触です。

かぶれなくて、肌を触ったときの感触がいいものがほしいのです。ブランド名と触った感触、これだけで8割方気持ちが満たされるのです。

公式サイト
https://carte-beauty.com/

今回のカルテ ヒルドイドは、もともとヒルドイドを作っていたマルホと化粧品のコーセーの合弁会社から発売されます。
医薬部外品として発売される化粧品。今の御時世、ファンデーションをしないことが市民権を得てきていますのでもとの肌の状態をより良くすることが求められます。こちらのシリーズは乳液と化粧品のみで基本的に完結します。さらに言えば、オールインワンジェル1つで完結します。少ない手順というのもいいですね。

子供に処方してもらったヒルドイドを自分用に使って節約しようと考える人にとっては高価かもしれませんが、肌が敏感な人にはよいのではないでしょうか。(ヒルドイドの不適切使用が横行した結果。一度に処方できる量が体全体をしっかり保湿できる量ではなくなった。)

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