南山堂の「Rp+(レシピプラス)」の2016年秋号は「乳幼児の発熱」
「発熱に使う薬」だけだったら、延々アセトアミノフェンについて書くしかなくなるので、
乳幼児が発熱する疾患についての解説や
薬の使い方
ホームケアのコツ
についても書かれています。
非常にお買い得の一冊です(本体1200円+消費税)
これ一冊あったら、小児科でよく見られる一般的な疾患の説明は大抵できるようになります。(皮膚の疾患や喘息、便秘や下痢については掲載されていません)
なにせ「発熱する疾患」について説明してあるので
一般的な急性上気道炎に限らず、
インフルエンザ
感染性胃腸炎
熱性けいれん
などについても書かれています。
また、一般的な解熱鎮痛坐薬を1回1/2個、2/3個で使う場合にどこで切ったらいいのか図解してあります。
小児の治療で相談されがちなことは網羅されているので、店舗で購入してもいいですし、また、値段が安い上にもともとこの冊子は季刊で3ヶ月かけてじっくり読み進めていいので主婦薬剤師の方も自宅での学習に使えると思います。
あとは、自分とこの施設で採用している薬の味見をすれば、いっぱんてきなしつもんにはたいおうできるのではないでしょうか。小児の場合は「効くか効かないか」以上に「飲むか飲まないか」で挫折する場合が多いですので。
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