エンシュア・リキッドコーヒー味が終売されました。
これしか飲まない高齢者も結構いたようで、缶入りでクソ重いにも関わらず人気でした。運搬時に腰をいわす医療従事者/卸の配送員も多数いました。
終売の理由は「採算が取れない」
予測としては今後、エンシュア・リキッドの他の味も販売が終わって、エンシュアHに切り替わっていくのでしょう。
中には、食事を全く摂らず、エンシュアだけで生き延びている人もいます。これ、判断が難しいです。食べて生きているのなら、生きていてほしいという周囲の人の気持ちもあるし、本人が生きていたいのかどうかもありますし。
ただし、エンシュアだけではミネラルが十分に摂れません。栄養補給にはなりますが。完全ではありません。
そしてエンシュアは非常に甘いです。甘さもう少しマシなメイバランスなどの食品がありますが、自腹で買うことになります。
価格を比較しました。
エンシュア:1本147.5円(薬価)
エンシュアH:1本230円(薬価)
メイバランス:1本220円程度
そりゃ採算取れんわ。
他の薬もどんどん「採算が取れない」という理由で終売になっていくのでしょう・・・といった矢先にFAD製剤(フラビンアデニンジヌクレオチド)の終売が来ました。
もしかしたら、国としては採算が取れない薬をどんどん出して、ダイソーよろしく「ここになければないですね」形式で治療を諦めさせる方法に出るのでしょうか。まあ、それでも平均寿命は大きく縮まず介護を必要とする高齢者の数は減らないと思います。(社会保障費は減らない)
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