「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬剤師よ萎縮するなかれ

 やってきました「薬剤師の権限を大きく増やす動き」

 こういうのって、結構な割合で某職能団体が某開業医団体に恐れをなして自分の権限を放棄する流れになってしまう。なぜこうなるのか。

 現在の50代以上の世代、薬剤師として入職する際に「医師の機嫌を損ねるな」とか言われたり、実際に医師に理不尽な目にあったりしていて、医師のちょっとした機嫌の悪そうな動きを見ただけで萎縮するように仕込まれているわけですよ。不機嫌で人を動かそうとする人の常套手段です。

 

 しかも、この流れに医師の味方になって挙げ句自分の権限を増やす存在もおりまして。そう、看護師です。看護師はこういうパワーゲームが得意です。

 まずは新人の医師に対し、色々お世話をしたり医師の目となり足となり医師の手の及ばないところまで業務をします。これが観察のプロ・看護師の仕事です。看護師の立ち位置は、最近では知識の方に重きを置きだしたものの感情優先なのは否めません。ゆえに、患者の支持を得られます。医師の苦手な「他人の感情に添った対応」を担い、その上医師患者問わず排泄物の処理など生々しい仕事をしてくれる。これで支持を得ます。

この、お気持ちに添った対応、時折患者の気持ちを代弁したように見せかけて看護師の気持ちに沿っている部分も見られます。

 

 さらに、「最初から安全でなければ許さない」という日本人の気質及び医療のあり方も新しい流れを止めるには十分な要因となっています。

 

 「できそうにないからやらない」ではなく、

本当の着地点を隠し、

最初は大きくぶち上げて、実際に目指したいところを練りに練り上げて安全な仕組みを作り提案し、現実的な落とし所を見せて医療安全を低コストで作り上げていくのが現実的なのではないでしょうか。

 

 薬剤師よ物怖じするなかれ、10年前よりも20年前よりも現場では頼りになる存在になってきている!その自信を持て!

 

 まずは某職能団体のトップを入れ替え(略

 

 

 

 

 

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