今回は薬局新聞2019年11月20日発行号の薬剤師フィールドリサーチの記事を掲載します。
最近、いろいろな企業が独自規格のQRコード決済を発表しています。中には、セキュリティで大きな問題を起こして短期間でサービスを停止してしまったものもあります。
そこには、利用者側の利便性を考慮しているようにはみえないのです。QRコード決済で囲い込みを行ったり、システムで覇権を争い利益を得ようという企業の利益しか見えてきません。
ポイントカードでも同様のことがあり、財布の中がポイントカードでいっぱいになった人も多いでしょう。囲い込もうと思っても、消費者はその場の便利さや価格で店を選ぶため、予想ほど囲い込み効果がないのも現状です。企業も気づいたのか、ポイントサービスの相互乗り入れを始めたところもあります。
これって薬局でも似たようなことがありませんか?
それぞれの企業が業界内での取り込みを狙った結果、顧客のことが視野の外にむかっていませんか?
各企業の経営陣のやりたいようにしようとした結果、薬局そのものが消費者からそっぽを向かれてしまうなんてことがないよう、今一度顧客の方を向く原点に立ち返る必要があるのではないでしょうか。
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