「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬局資本による大きな薬局

 薬局資本による大きな薬局を作るほうが良いのではないかと思うことがあります。今、大手の薬局のいくつかは商社資本ですし、経済界の方も多少は儲かることでしょう。もしくは、物販ですでに利益のあるドラッグストアが医薬品を一手に扱うことで、

医療の倫理と距離を置く人(薬剤師、登録販売者、管理栄養士など他のスタッフ)たちが、医薬品だけでなく公衆衛生や生活についての根拠のある(大きな害にならない)助言を、生活者目線ですることで、押し付けにならない健康増進につながると考えています。

 

 医療者は医療の論理を重視するあまり、他の価値観を踏みにじっているように思います。

 医師としては「医師法第一条に則っているだけだ」と主張するでしょう。しかし、コロナ禍で医師が公衆衛生のために医療の考え方第一だ!と生活にまでズカズカと踏み込んでいって反感を買うケースがちょこちょこ出ています。実際に現場で働いていると感謝の言葉を言われることが多いですが、最前線でない医療従事者の強い言葉によるSNS発言には強いリプライがついています。

 

 もちろん、利便性や利益にとらわれて医療倫理に反したり明らかに害のある医療を提供するのは論外です。倫理観を失わないためにも、他の分野で利益を出して、医療部門では公益性を保つことで企業としての信頼をつけることが経営的な意味でもよいのではないでしょうか。

 

 薬局同士がキングスライムのごとく集まって、

服薬指導する人(記録も調べ物も仕事)

調剤の作業をする人

がひとところに集まれば効率的ではないかと考えます。

しかし、課題があります。調剤の指示を出す側が「自分に有利なように」と無茶振りをすることです。これをはねつけるためにも、調剤以外のことで設ける必要があると考えます。

 

 

 

 

 

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