某野球選手のおかげで、緊急避妊薬の連用を強制する男が実在することが見事証明されましたが。そもそも、避妊をしないことでどんな危険があるのでしょうか。この際なので言語化して、最も守られるべきは誰の何か、最も効果的でなおかつ確実に実行されやすい方法はなにか明らかにし、より安全な社会を作ることが肝心に思います。、
最も守られるべき人は
1.不本意な妊娠で生まれてくるかもしれない子供
望まれる形で、整った環境で生まれてくることが大前提です。
妊娠しないことで、生まれてこないのですが、よりよい状態で生まれることが大事です。
2.緊急避妊薬を飲むことになる女性
現在の状況だけでなく
未来のことも含めて救われるべき存在です。
現在:不本意な妊娠をしない
未来:同じことを繰り返さない
この女性を支援することは一筋縄ではいかないことが多いと思われます。購入する側は、嫌なことには触れたくない、忘れてしまいたい、押し付けがましいことはいや、そもそも今の環境と別の世界があることすら知らない可能性があります。
薬というものだけではなく、彼女の未来を救う術を与えるのが緊急避妊薬販売の目的ではないでしょうか。そうであるなら、ただ薬だけ売るのは目的を十分果たしたとはいえません。その販売の場から、医療につなげたり、時には司法や行政につなげたり、さらに職業訓練などにつなげたり。
緊急避妊薬の扱いのベターな形は薬局や警察で販売、供給はするが、必ず医療や行政との連携を図ることではないかと考えます。
現行の「教育を行う」とか、「啓発をする」というニュアンスが強いやりかただと、現時点で求めている人には響きづらいなと考えています。端的に言えば押し付けがましい。啓発する側の価値観を押し付けてる印象を受けます。
これは、医療者が比較的知的水準が高いので、どうしても知的なものに重きをおいてしまい、そうでない人の価値観を否定しがちなんですよね。啓発する側から見れば避妊なしの性行為を「自分を大事にしていない」と否定するかもしれませんが、それしか依存先がない可能性もあるんです。小学校の低学年の頃からすでに授業で言っている内容がわからなかった人、積み上がっている自己否定感は相当なものです。バカにされ呆れられ。そんな自分でも、受け入れてくれるのがそれだけだった、というのなら、本気で他の依存先を探すしかないなと考えています。これは、カウンセリングや支援を受ける人が様々な価値観に触れて、薬を貰いに行く人に合った居場所を見つけ出すことで解決するのではないかと考えています。
まずは、その場で有用なアドバイスとその場の当事者の救済を行うこと。そこで信頼を得て、カウンセリングだったり、教育をやればいわけで。
それまでに、緊急避妊薬の連用はあるかもしれません。そのたびに同じ場所に行けばまずはその場の解決があるということを身につければ、次の支援につながると考えています。
緊急避妊薬を販売する薬局はものだけを販売しているのではない。
「女性の権利(メ゚皿゚)フンガー」みたいなややこしそうな人が絡んできそうで正直なところこのテーマ意識的に敬遠してきました。だって怖そうじゃんあの人達。怖がらせて腫れ物に触るような存在にして自分の権利勝ち取ってきている感じで関わりたくないな、と思っていました。
怖がらせているから話進まないんだよ、と思いつつももう少し冷静な目線で話しできないもんかと思って記事にいたしました。
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