今回は2024/5/15発行の薬局新聞掲載「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
今回の診療報酬改定より、薬価は4月、診療報酬は6月と別の時期の変更となりました。
レセコンや電子カルテを作る企業の技術者の負担が大きいということからの6月改定です。薬価も一緒に6月改定にしたらいいのにと思いましたが、よくわかりませんがそうはいかない事情があるのでしょう。そもそも診療報酬をそんな複雑な仕組みにしなければいいのではないかという気にもなってきます。この複雑さ加減、すごくややこしそうな背景がありそうです。さらに言えば、コンピューターの技術者に温かい配慮ができるのであれば、診療報酬だけでなくさまざまな医療行政について医療従事者にも配慮をしていただけると助かります。
現在のところ、薬価だけ改定されている状況ですが特に混乱はありません。ただでさえマイナ保険証の導入で忙しいのに、6月、そして先発医薬品に対する選定医療の導入が行われる10月と、レセコンや電子カルテのメーカーの技術者の方にとっては修正や改良作業続きで大変だと思います。我々医療従事者も「時間に余裕ができたのだから」と無理難題を言わずに協力しあえる関係でいたいものです。
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