医療業界もチームで働く社会ですが、、個人のポテンシャルも大事ですが、それ以上に大切なことがあると考えています。それは、チーム全体のポテンシャルを下げないことです。むしろ、ポテンシャルを上げて欲しいと経営者は考えがちですが、下げない社員が安定して長くいることで、全体の力は上がっていくと考えています。
実は「下げない社員」自体が貴重なのです・・・。
新卒一括採用というのも、実は「能力は普通でいいけど感情に波がない社員」を得る手段と最近は思うようになりました。チーム全体の能力が高くなるには、メンバーの能力差があまり大きくないほうが揉め事になりにくいのではないかと思います。
非常にできる社員が他のスタッフを見下したりしないようにすることも、相対的にできないスタッフが萎縮することのないようにするのも大事です。仕事ができすぎて採用されないこともあります。協調性に欠けると判断された場合や、既存スタッフとの相性が悪い場合も採用されません。
ただ、波風を立てない社員の中には全く伸びる気がない社員も紛れ込んできて、最終的には職場全体のポテンシャルが停滞する可能性があるので注意が必要です。
感情の波がなく、安定して働ける社員は貴重です。それだけで採用されます。それでいて、自分の業務を他人にわかるように見せ、業務の順番を見極めて適切にこなすだけでも非常に優秀な人材です。業務能力が少し劣る程度なら全く問題ありません。私が経営者ならまっさきに採用します。
優秀な人でも、何度も職を変わっている人の場合は、
自分と相性のいい職場をまだ見つけられていない(自己分析不十分、自分の宣伝が必要)
他者を見下す、感情を職場で出すなど人間性に難がある
可能性があります。起業という選択肢も考えましょう。
経営者の考えを聞いて転職する人がいるんだけど、必ず現場で働く人の声を聞くことをおすすめします。経営者は外で綺麗事を言うけど、実際の現場では真逆のことを社員に指示していることもあれば、社員はまったく経営者についていく気がない場合も往々にしてあります。
— みやQ(徒歩ゲーマー) (@miyaq55) February 2, 2020
会社が大きくなると、「入社試験でもっともらしいことを言って、入ってしまえば会社の方針に従っているふりをして無難に過ごしたい」という人が紛れてきがち。人間関係で波風を立てないのであれば、ガバナンスを理解した人なので良い社員ですが、プラスアルファは期待できない。
— みやQ(徒歩ゲーマー) (@miyaq55) February 2, 2020
会社としてはプラスアルファで周囲の能力を高めてくれる、周りと連携してくれる、という能力を期待するんだろうけど、あまり目立つプラスアルファを出してしまうと無難に過ごせなくなるので、そこまでは目立たないようにする。でも、基礎をきっちりやる社員であれば十分優秀だと思う。
— みやQ(徒歩ゲーマー) (@miyaq55) February 2, 2020
女性社員の長期的キャリア
— みやQ(徒歩ゲーマー) (@miyaq55) February 2, 2020
社の方針には従う
よい人間関係
基礎をしっかりやる
目立たない実績を作る(あまり出世して家庭をおろそかにしない)
パートや時短を駆使し、家庭を重視する
を叶えたい人が結構いるのでは
つまり
— みやQ(徒歩ゲーマー) (@miyaq55) February 2, 2020
会社の方針をしっかり理解し
組織とはどういうもので、決定プロセスを理解する。
人間関係に波風を立てない(無駄に他人に期待をしない、感情を職場に持ち込まない)
現場でできる地道な実績作り(顧客満足)
仕事の優先順位や意味を理解し、基礎をしっかりやる
のが家庭と仕事の両立に近い?
ただ、人間ですので愚痴が出ることがあります。それは一過性のものなのか、溜まっているものなのか見極めてリーダーが吐き出す必要もあると、この年になって思います。
組織を壊さず、積極的に守る社員、じわじわとレベルが上っていく職場こそ貴重であり、多くの人の支持を得られるのではないでしょうか。