「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

検査至上主義に見える「人への不信感」

「検査してください」

という患者からの声は多いです。検査するまでもなく症状や背景から病名がわかることもよくあります。

 検査をするということは、それなりに患者さんの時間を使ったり、患者さんの体に対してなにかの影響を与えること(器具を入れたり)につながり、害がまったくないわけではないです。それでも、検査を求める人はいます。

 インフルエンザでも、検査を求めたり、逆に治癒証明をもらおうとしたり。

 

 そこには「人に対する不信感」があるのではないでしょうか。

 病欠する場合には医師の診断書が必要

 インフルエンザかどうか判定するには検査が必要(診察だけでは信用されない)

病欠と称してズル休みをされるのは困る(上司や経営者が)

医師の診断は(患者と結託した)嘘があるかもしれないから検査で白黒はっきりさせてほしい

同僚や部下、医師が信用できないのでしょうね。

 

 

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