「くすりや」の「現場」

薬屋が見た、聞いた、考えた、さまざまなことを書いていくブログ。「ブログに書いてある情報は一般的なものです。ご自身に合ったものにするにも、受診している医療機関のスタッフ、かかりつけの薬局の薬剤師に相談しましょう。」正論でぶっ叩かない医療者に!

薬剤師に処方権限を(1)処方設計編

 薬剤師が医師の治療方針と患者の生活に合わせた処方設計を行うこと業務として確立することを希望します。

 

 現在も「薬剤師外来」を持っているところは、医師の診察前に薬剤師による問診で副作用のモニタリングや薬の使用状況を考え、検査値や病態をもって処方内容の提案を行っています。

 処方提案も、医師が一から処方内容を決めるのではなく、薬剤師が処方内容の雛形を作成し、医師の判断材料とする形を取っています。

 

 今後、AIの機能向上が行われた場合、データや知見からの処方設計はAIがある程度雛形を作成しますが、ここに患者の価値観が入ってくるので、完全にAIに置き換わるものではないでしょう。

 

 なぜ、このような提案をするかといえば、医師が一からから処方内容を決めるのではなく、ある程度のところまで処方の雛形を作ることで、医師の業務負担を軽減することができるからです。

 

 

 

 

 

 

もしよろしければバナーのクリックお願いしますm(_ _)m

にほんブログ村 病気ブログ 薬学へ
にほんブログ村 

 にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
にほんブログ村