今回は2021年5月26日発行の「薬局新聞」「薬剤師フィールドリサーチ」の記事を掲載します。
SARS-CoV2ワクチンの集団接種が始まりました。すでにワクチン接種を済ませている薬剤師や医療従事者の方からの報告がSNS等で挙がっています。
この報告を見て、私は非常に心配になってきました。少なくない割合で、37.5度以上の発熱が起こるようです。発熱に加え、倦怠感も起こるということで、接種後に勤務を休むという前提で業務を回す必要がある認識を持ちました。
4月頭の現在は主に大規模の医療機関での実施なので、交替で休めるように接種スケジュールを組めているようです。しかし、これが小規模の医療機関や薬局の場合はどうなるでしょうか。変わりの人を充てるのは容易ではありません。そもそも、接種自体が業務を抜けて行うのですから、店舗を閉めることになることもありえます。
体温は高いけどこれは予防接種によるものだから、と業務を強行するのはやっぱりまずいです。それが副反応とは言いきれないです。たまたま別の発熱かもしれません。
「予防接種による発熱のため休みます」と掲示をしようものなら、一般の方が予防接種雨を怖がって受けないのではないかという危惧もあります。みんなが休みの日の前に接種できるようにするのもこれまた難しいです。いい解決策が見つかりません。
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